スライサーとはピボットテーブルのデータを素早くフィルタリングできる機能です。 これまではリストから選択してフィルタリングしましたが、この操作は抽出も解除も手間がかかります。スライサーは項目ボタンをクリックするだけでフィルタリングされていくため、素早く簡単にデータを抽出できます。 従来のフィルタリングの場合 (※2010でも使うことはできます。) スライサーを使ったフィルタリングの場合 ◆ 抽出したい項目をドロップダウンリストでチェックを入れる(外す)必要がある ◆ ピボットテーブルがどの項目でフィルタリングされているのか分かりづらい ◆ フィルタ解除する場合もリストから操作する必要がある ◆ クリックするだけでフィルタリング/解除ができる(操作が簡単) ◆ ピボットテーブルがどの項目でフィルタリングされているのか分かりやすい ◆ ピボットテーブルに配置していないフィールドでもフィルタが可能
スライサーとはピボットテーブルのデータを素早くフィルタリングできる機能です。
これまではリストから選択してフィルタリングしましたが、この操作は抽出も解除も手間がかかります。スライサーは項目ボタンをクリックするだけでフィルタリングされていくため、素早く簡単にデータを抽出できます。
従来のフィルタリングの場合
(※2010でも使うことはできます。)
スライサーを使ったフィルタリングの場合
◆ 抽出したい項目をドロップダウンリストでチェックを入れる(外す)必要がある
◆ ピボットテーブルがどの項目でフィルタリングされているのか分かりづらい
◆ フィルタ解除する場合もリストから操作する必要がある
◆ クリックするだけでフィルタリング/解除ができる(操作が簡単)
◆ ピボットテーブルがどの項目でフィルタリングされているのか分かりやすい
◆ ピボットテーブルに配置していないフィールドでもフィルタが可能
既存ピボットテーブルをクリック 「オプション」タブ−「スライサー」をクリック スライサーのフィールド(項目名)にチェックを入れる ※スライサーは「フィールド」ごとに作成されます。 ▼ スライサーが挿入されました スライサーの項目をクリック→ フィルタリングされ、データが抽出される ▼「坂口」をクリックすると「坂口」のデータのみが抽出されます
既存ピボットテーブルをクリック
「オプション」タブ−「スライサー」をクリック
スライサーのフィールド(項目名)にチェックを入れる ※スライサーは「フィールド」ごとに作成されます。 ▼ スライサーが挿入されました
スライサーの項目をクリック→ フィルタリングされ、データが抽出される ▼「坂口」をクリックすると「坂口」のデータのみが抽出されます
▼ 複数のスライサーの項目ボタンをクリックすれば更に絞りこむことができます 「坂口」「タクシー代」をクリックすると、「坂口」の「タクシー代」が抽出されます ▼ 1つのスライサーで2つ以上の項目データを抽出したい場合は、CTRLキーを押しながらクリックします 「坂口」と「田坂」のデータが抽出されます。
▼ 複数のスライサーの項目ボタンをクリックすれば更に絞りこむことができます 「坂口」「タクシー代」をクリックすると、「坂口」の「タクシー代」が抽出されます
▼ 1つのスライサーで2つ以上の項目データを抽出したい場合は、CTRLキーを押しながらクリックします 「坂口」と「田坂」のデータが抽出されます。
▼ ピボットテーブルに配置されていないフィールドでも絞り込むことができます 例えば↓では日付フィールドは配置されていませんが、日付スライサーで「7月」のみのデータを抽出しています ★ピボットテーブルにはない「日付」フィールドでも抽出が可能
▼ ピボットテーブルに配置されていないフィールドでも絞り込むことができます
例えば↓では日付フィールドは配置されていませんが、日付スライサーで「7月」のみのデータを抽出しています
★ピボットテーブルにはない「日付」フィールドでも抽出が可能
スライサーの右上にある「フィルターのクリア」ボタンをクリック
スライサーを右クリックし「○○の削除」をクリック
スライサーにはいくつかのスタイルが用意されています。独自の書式でスタイルを作成することも可能です。 ◆ スタイルを適用する ◆ スライサーをクリックし「オプション」タブをクリック 「スライサースタイル」から任意のスタイルをクリック ◆ 独自の書式でスタイルを作成する ◆ スライサーをクリックし「オプション」タブをクリック 「スライサースタイル」の右下にある「▼」ボタンをクリックし「新しいスライサースタイル」をクリック (又は既存のスライサースタイルを右クリックし「複製」とすると既存スタイルを基に書式を設定できます。) 「書式」をクリックして「塗りつぶし色」「フォント」「罫線」を指定する 書式の適用はスライサーの各要素に対して設定できます。 例えば「スライサー項目をマウスでポイントした時の色」など細かく設定することができます。
スライサーにはいくつかのスタイルが用意されています。独自の書式でスタイルを作成することも可能です。
◆ スタイルを適用する ◆
スライサーをクリックし「オプション」タブをクリック
「スライサースタイル」から任意のスタイルをクリック
◆ 独自の書式でスタイルを作成する ◆
「スライサースタイル」の右下にある「▼」ボタンをクリックし「新しいスライサースタイル」をクリック (又は既存のスライサースタイルを右クリックし「複製」とすると既存スタイルを基に書式を設定できます。)
「書式」をクリックして「塗りつぶし色」「フォント」「罫線」を指定する 書式の適用はスライサーの各要素に対して設定できます。 例えば「スライサー項目をマウスでポイントした時の色」など細かく設定することができます。
1つのスライサーを共有することにより、複数のピボットテーブルで同じフィルターを適用することができます。 共有したいスライサーを右クリックし「ピボットテーブルの接続」をクリック 接続するピボットテーブルにチェックを入れ「OK」をクリック 共有スライサーでフィルタリングすると、接続されているピボットテーブルで一斉にデータが抽出されます。 ★ つまり上記の場合、どちらのピボットテーブルも「坂口」のデータのみがフィルタリングされているということです。
1つのスライサーを共有することにより、複数のピボットテーブルで同じフィルターを適用することができます。
共有したいスライサーを右クリックし「ピボットテーブルの接続」をクリック
接続するピボットテーブルにチェックを入れ「OK」をクリック
共有スライサーでフィルタリングすると、接続されているピボットテーブルで一斉にデータが抽出されます。
★ つまり上記の場合、どちらのピボットテーブルも「坂口」のデータのみがフィルタリングされているということです。