ファイルを開くと「保護されたビュー
このファイルに問題が見つかりました。このファイルを編集するとコンピュータに被害を与えるおそれがあります…」といったバーが表示され、読み取り専用で開くことがあります。こ
れはファイル検証機能で問題を検知された(検証に失敗した)場合に表示されます。ビューを解除
(無効)する方法をご紹介します。
※黄色い警告バーによる「保護されたビュー」については
この機能をオフにするだけで無効にできますので「保護されたビューを解除(無効)にするには」を参照してください。
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特定の文書の「保護されたビュー」を解除するには
方法(1)
信頼済みドキュメントとして登録する
方法(2)
信頼できる場所にファイルを保存する(今後保護されたビューは表示されません)
信頼できる場所に保存されているファイルには「保護されたビュー」や「セキュリティ
の警告」は表示されません。ファイルが保存されているフォルダを「信頼できる場所」として登録します。
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「ファイル」タブ−「オプション」−「セキュリティセンター」をクリック
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「セキュリティセンターの設定」をクリック
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左ペインで「信頼できる場所」をクリックし「新しい場所の追加」をクリック
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ファイルが保存されているフォルダを指定し、「この場所のサブフォルダ―も信頼する」にチェックを入れ、全て「OK」で閉じる
■ Excel全文書でこの「保護されたビュー
」を解除するには
方法(1)
ディスク全体を「信頼できる場所」とする
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「ファイル」タブ−「オプション」−「セキュリティセンター」をクリック
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「セキュリティセンターの設定」をクリック
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左ペインで「信頼できる場所」をクリックし「新しい場所の追加」をクリック
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パスを「C:\」とし、「この場所のサブフォルダ―も信頼する」にチェックを入れ、全て「OK」で閉じる
方法(2)
レジストリを変更し「ファイルの検証」機能を止めてしまう
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HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\14.0\Excel\Security\FileValidationを右クリックし「新規」−「DWORD値」をクリック
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名前をEnableOnLoadとし、値は0のままにしておく(★0の場合、ファイルの検証を行いません。)
方法(3)
グループポリシーで「ファイルの検証」機能を止めてしまう
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ユーザーの構成−「管理用テンプレート」−「Microsoft
Excel2010」−「Excelのオプション」−「セキュリティ」をクリック
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「ファイル検証機能をオフにする」を「有効」とする
■ この警告が表示される原因とは?
Officeファイルの検証機能で問題を検知された
場合(「ファイル検証に失敗」といいます)はこの警告が表示されます。失敗の原因には次のようなものがあります。
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ファイルに有害なコンテンツが含まれている、問題のあるプログラムで作成されている場合
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ファイルが保存されているディスク、またはファイル自体が破損している場合
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ファイルの問題を検出する方法に問題がある場合(つまりセキュリティ検証機能の不具合)
補足:黄色い警告バーによる「保護されたビュー」についてはこの機能をオフにすれば解除できます。
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「ファイル」タブ−「オプション」−「セキュリティセンター」をクリックし「セキュリティセンターの設定」をクリック
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左ペインで「保護されたビュー」をクリックし、表示されている3つのボックスのチェックを外す
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左ペインで「ファイル制限機能の設定」をクリックし「開く」「保存」のチェックを全て外す
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