入力規則を使い、絞り込みリストを作成する方法をご紹介します。
例えば下図のように、ある「部署」を選択すると「氏名」にはその部署のメンバーのみがリストに表示される…などです。
例:「部署」を選択すると、その部署のメンバーのみがリストに表示されるようにする
STEP1:参照元リストに名前を付ける
人事、経理、総務のメンバーの範囲にそれぞれ「名前」を付けます。 重要:各範囲につける名前は必ず「部署名」(選択する項目名と同じ)にする必要があります。 (選択された項目名=リスト範囲として指定するため) ◆ 名前を付けるには?◆ → 対象範囲(A2~A4)を選択し、名前ボックスに「人事」と入力してEnterキー ◆ 対象範囲全てに素早く名前を付ける方法◆ → 全対象範囲(A1〜C4)を選択し「数式」タブ−「選択範囲から作成」をクリックし「上端行」にチェックを入れ「OK」をクリック
人事、経理、総務のメンバーの範囲にそれぞれ「名前」を付けます。
重要:各範囲につける名前は必ず「部署名」(選択する項目名と同じ)にする必要があります。 (選択された項目名=リスト範囲として指定するため)
◆ 名前を付けるには?◆
→ 対象範囲(A2~A4)を選択し、名前ボックスに「人事」と入力してEnterキー
◆ 対象範囲全てに素早く名前を付ける方法◆
→ 全対象範囲(A1〜C4)を選択し「数式」タブ−「選択範囲から作成」をクリックし「上端行」にチェックを入れ「OK」をクリック
STEP2:入力規則でリストを作成する
部署名を選択するセル(E2:E3)を選択し「データ」タブ−「データの入力規則」をクリック 「入力値の種類」を「リスト」にし、「元の値」を部署名(A1〜C1。つまり人事,総務,経理)として「OK」で閉じる 「部署名」を選択するセルに入力規則(リスト)が設定されます 「氏名」を選択するセル(F2:F3)を選択し「データ」タブ−「データの入力規則」をクリック 部署名が付けられた「セル範囲」をリストとして表示するようにします。 つまりE列で選択された部署名(の範囲)をそのままリストとして表示するわけです。しかしここで「元の値」を「=E2」としてしまうとE2のセルに表示された部署名(人事・総務・経理)をそのままその文字列として認識してしまいます。入力された文字列を「名前が付けられた範囲」と認識させるにはINDIRECT関数を使います。=INDIRECT(E2)とするとE2に入力された値を名前として認識できます。設定後「OK」で閉じます。(注!閉じる際エラーが表示されますが無視してください。) ▼ 以上で絞り込みリストが完成しました。最初に「部署名」を選択すると、「氏名」リストにはその部署のメンバーのみが選択候補として表示されます。 関連QA:3段階の絞り込みリスト作成する(複雑な絞り込みリストの作り方)
部署名を選択するセル(E2:E3)を選択し「データ」タブ−「データの入力規則」をクリック
「入力値の種類」を「リスト」にし、「元の値」を部署名(A1〜C1。つまり人事,総務,経理)として「OK」で閉じる
「部署名」を選択するセルに入力規則(リスト)が設定されます
「氏名」を選択するセル(F2:F3)を選択し「データ」タブ−「データの入力規則」をクリック
部署名が付けられた「セル範囲」をリストとして表示するようにします。 つまりE列で選択された部署名(の範囲)をそのままリストとして表示するわけです。しかしここで「元の値」を「=E2」としてしまうとE2のセルに表示された部署名(人事・総務・経理)をそのままその文字列として認識してしまいます。入力された文字列を「名前が付けられた範囲」と認識させるにはINDIRECT関数を使います。=INDIRECT(E2)とするとE2に入力された値を名前として認識できます。設定後「OK」で閉じます。(注!閉じる際エラーが表示されますが無視してください。)
▼ 以上で絞り込みリストが完成しました。最初に「部署名」を選択すると、「氏名」リストにはその部署のメンバーのみが選択候補として表示されます。
関連QA:3段階の絞り込みリスト作成する(複雑な絞り込みリストの作り方)