セルに入力された値によって、参照先を切り替える方法をご紹介します。
例えば「新宿店」と入力されていたら「新宿店」の名前範囲や「新宿店」シートを参照するといったことが可能です。
(IF関数より短く簡単に記載できます)
参照文字列には【シート名】【名前】
【名前やシート名が入力されたセル】など、参照先を表す【文字列】を指定します。文字列で指定することで範囲を切り替えることができます。
★ サンプルダウンロード
◆ シナリオ1◆ -
セルに入力されたシート名を参照する -
-
「新宿店」「渋谷店」「池袋店」のシートがあり、それぞれB10に合計金額が表示されている
-
「請求書」シートのセルA1に「新宿店」と入力
-
「請求書」シートのセルB2に =INDIRECT(A1&"!B10")と入力
-
セルB2には選択したシートのB10の値が表示される(今回は新宿店シートのB10)
◆ シナリオ2 ◆ -
名前がついた範囲を参照する -
-
「ゆり組」「さくら組」「ひまわり組」と名前がついた3つの誕生表がある
-
A1で【○○組】を選択
-
B1で【幼児名】を選択
-
C1に =VLOOKUP(B1,INDIRECT(A1),2,0)
-
C1に各表からVlookupで誕生日を取り出すことができる
↑ではVLOOKUP関数の範囲を、INDIRECT関数でシートを指定して参照し
ています。
|