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Excel:式が入っていても空白セルと認識させたい

 

 

 

 


 

 

数式の結果が空白である場合に「空白セル」として認識せず困ることがあります。

例えばA1とB1が空白の場合、C1に=Concatenate(A1,B1)と入力すると空白が返り ますが、実際は数式が入力されているので空白扱いにならないことがあります。

数式の結果による空白を空白と認識させる方法をご紹介します。


◆ 方法1:CountBlank関数

CountBlankは空白セルをカウントする関数です。式が入力されていても空白ならカウントされます。

= CountBlank(C1) → 1

 

例:条件付き書式で空白セルに色を付ける … =CountBlank(C1)>=1

 

◆ 方法2:IF関数を使う

=If(C1="",True,Flase) → 1

 

例:条件付き書式で空白セルに色を付ける … =CountBlank(C1)>=1

 

 

補足:LEN関数でも対応できます。数式セル(空白セル)は0が返ります。

★★ 注!ISBLANK関数では数式が入力されいると空白セルと認識しません。★★

数式結果による空白セルに対し、=ISBLANK(A1)とするとFalseが返ります。

 

■ 条件付き書式で数式セル(空白)に色をつけたくない場合 

 

→ CountBlank関数またはIF関数で「空白セルの場合は「塗りつぶしなし」の条件を設定し、他条件より優先させます。

  1. ホームタブ−「条件付き書式▼」−「新しいルール」をクリック

  2. 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択し、次の設定を行う
    ● 条件 = CountBlank(セル) >=1
    ● 書式 「塗りつぶしなし」

  3. 「OK」をクリック

  4. 「条件付き書式▼」−「ルールの管理」をクリックし他の条件よりも順位を上げる(場合によっては「条件を満たす場合は停止」にチェック)

 

 

 

 

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