■ 定休日(曜日)を指定して稼働日を求めるNETWORKDAYS.INTL関数
(ネットワークインターナショナル)
「定休日が水曜と日曜」のように、特定の曜日を除く稼働日を出すことができます。
=NETWORKDAYS.INTL(開始日, 終了日, 週末,
休日) ★【週末】と【休日】は省略可
◎
週末 … 定休日(曜日)を指定します。(指定方法は下記参照)
◎
休日 … 上記以外の祝日や休暇など、不定期な日時を指定します。
◎
開始日・終了日 … セル指定、または手入力("yyyy/mm/dd")
★「土日を除く稼働日を出したい」場合はNETWORDDAYS関数を使えます。
■ 週末の指定の仕方
週末は【週末文字列】か【週末番号】で指定します。(どちらで指定してもOK)
【週末文字列】は7桁で1が休み、0が稼働日で指定します。例えば月
・水が休みなら↓のようになります(週末番号の一覧は↓)
1 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
日 |
■ 週末の一覧(週末文字列・週末番号)
週末文字列は7桁で1が休み、0が稼働日(週末番号でも
指定できますが、文字列の方が0/1指定で柔軟に対応できます)
週末文字列 |
曜日(定休日) |
週末番号 |
1000000 |
月曜 |
12 |
0100000 |
火曜 |
13 |
0010000 |
水曜 |
14 |
0001000 |
木曜 |
15 |
0000100 |
金曜 |
16 |
0000010 |
土曜 |
17 |
0000001 |
日曜 |
11 |
0000011 |
土曜・日曜 |
1 |
1000001 |
月曜・日曜 |
2 |
1100000 |
月曜・火曜 |
3 |
0110000 |
火曜・水曜 |
4 |
0011000 |
水曜・木曜 |
5 |
0001100 |
木曜・金曜 |
6 |
0000110 |
金曜・土曜 |
7 |
例えば「月・水・金だけ働く」場合の稼働日(火・木・土・日が休み)を求めたいなら【週末文字列】は0101011と指定します。(こういった場合も週末番号は用意されていないが週末文字列なら可能。1で指定すればよいだけなので。)
■ 例:8月中の定休日が水・日の場合の稼働日は?
=NETWORKDAYS.INTL("2015/8/1","2015/8/31","0010001")
→ 22日
■ 例:8月中で定休日が水・日、盆休みが8/13〜8/15の場合の稼働日は?
定期的な曜日ではなく、盆休みや祝日のように特定の日時を除いて稼働日を求める場合は、それらの日付を別セルに入力しておき【休日】として指定します。
★ここではA13:A15に8/13〜8/15が入力されているとします。
=NETWORKDAYS.INTL("2015/8/1","2015/8/31","0010001",A13:A15)
★Excelでは祝日を自動認識しません。ここに日本の祝日(2014年〜2021年分)を置いておきますのでぜひお使いください。
■
例:月曜休みの場合(週末番号を使った例。番号は""で囲まなくてもOK)
=NETWORKDAYS.INTL("2015/8/1","2015/8/31",12)
|