ソルバーは【最適な組み合わせ】を出すことができます。(組み合わせ最適化)
■ 例
1箱に8個のケーキが入ります。同じ種類のケーキは同じ箱にいれなくてはなりません。いくつ箱を用意すればいいですか。
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A |
B(個数)
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C |
D (掛けて合計) |
1 |
いちご |
3 |
1 |
20 =SUMPRODUCT(B1:B5,C1:C5) |
2 |
モンブラン |
4 |
1 |
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3 |
チョコ |
5 |
1 |
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4 |
レアチーズ |
2 |
1 |
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5 |
メロン |
6 |
1 |
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各ケーキグループを組み合わせて合計8にします。
C列に1を入力し、D1にSUMPRODUCT(B1:B5,C1:C5)を入力します。(各ケーキ数×1の合計)全部で20ですが、これを組み合わせて8にしていきます。
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「データ」タブ−「ソルバー」をクリック
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「目的セルの設定」でD1を指定
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「目標値」を「最大値」とする
(8個まで入るので)
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「変数セルの変更」でC1:C5を指定(ここの数を1か0に変える)
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「制約条件の対象」にある「追加」をクリック
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「セル参照=C1:C5」「bin」とし「追加」をクリック
※1か0にするのでバイナリ
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「セル参照=D1」「<=8」として「OK」をクリック
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「解決」をクリックし結果が出たら「OK」
▼ レアチーズ(2)とメロン(6)の組み合わせがマッチ ▼
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A |
B(個数) |
C |
D |
1 |
いちご |
3 |
0 |
8 |
2 |
モンブラン |
4 |
0 |
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3 |
チョコ |
5 |
0 |
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4 |
レアチーズ |
2 |
1 |
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5 |
メロン |
6 |
1 |
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★ マッチしたらもう組み合わせる必要がないので0にする(組み合わせが分かりやすいよう塗りつぶし色等を設定するとよい)
↓↓ 再度ソルバーで「解決」をクリック ↓↓
▼
いちご(3)とチョコ(5)の組み合わせがマッチ ▼
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A |
B(個数) |
C |
D |
1 |
いちご |
3 |
1 |
8 |
2 |
モンブラン |
4 |
0 |
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3 |
チョコ |
5 |
1 |
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4 |
レアチーズ |
2 |
0 |
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5 |
メロン |
6 |
0 |
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残りモンブランが4なので、3箱用意すればよいことがわかりました。
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