CODE関数はJISコードを返しますが何の番号なのか分からない、と
いう方がいます。「あ」のUnicodeは3042ですし、JISコードは2422です。しかしCode関数で「あ」は9250が返ります。実はコレ、JISコードの10進数の番号です。ExcelではJISもUnicodeも10進数で返します。なので、もし16進数で返したい場合はDEC2HEX関数にCODE関数/UNICODE関数をネストします。
※DEC2HEX関数→10進数を16進数に変換
■ JISコードを取得するには
=DEC2HEX(CODE(文字))
例えば↓のように取得します。
あ |
2422 |
←DEC2HEX(CODE(A1)) |
い |
2424 |
←DEC2HEX(CODE(A2)) |
う |
2426 |
←DEC2HEX(CODE(A3)) |
■
Unicodeを取得するには
=DEC2HEX(UNICODE(文字))
例えば↓のように取得します。
あ |
3042 |
←DEC2HEX(UNICODE(A1)) |
い |
3044 |
←DEC2HEX(UNICODE(A2)) |
う |
3046 |
←DEC2HEX(UNICODE(A3)) |
ただの数え方だと思ってOKです。1日は24進数だし、1時間は60進数です。で、普段の生活で私達が使う1,2,3…の進み方が10進数です。でもコンピュータの世界では0と1を使った2進数で表します。
10進数 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
2進数 |
1 |
10 |
11 |
100 |
101 |
110 |
111 |
1000 |
1001 |
1010 |
1011 |
1100 |
1101 |
1110 |
1111 |
10000 |
16進数 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
A |
B |
C |
D |
E |
F |
10 |
さて、通常の10進数の100は2進数では1100100ですが、人が管理する時に膨大な桁数で分かりづらいです。そこで2進数を1/4
の長さで表現できる16進数が使われます(メモリアドレス、色等(HEX))
|