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Excel: ユーザー定義のビューを全ブックで使いたい

 

 

 

 

「ユーザー定義のビューを全てのファイルで使いたい」という質問をいただきました。次の操作で可能です。


 

■ ユーザー定義ビューを全ブックで使いたい

  1. 新規ブックを開き、ユーザー定義ビューを複数作成(余白、ヘッダーフッター等のページ書式)

  2. 名前を付けて保存でファイルの種類を「Excelテンプレート(*.xltx)」とする

  3. ファイル名を「Book.xltx」とする

  4. C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Excel\XLSTARTに保存する

  5. Excelを再起動し、Ctrl+Nキーを押して新規ブックでユーザー定義ビューを確認する

これで今後、Ctrl+Nキーで作成する新規ブック(Sheet1)には作成したビューが表示/切替が可能です。

使い方としては、異なる余白、ヘッダーフッターごとにビューを作成しておき、切り替えて使うことができるというものです。作成するビューの内容によっては大変便利なのでぜひ切り替えてお使いください。

 

◆使い方例◆

  1. 狭い余白、特定のヘッダーフッター、用紙サイズA4、横向きなどを設定し「ユーザー定義ビューA」を追加

  2. 広い余白、ヘッダーフッターなし、用紙サイズA3、縦向きなどを設定し「ユーザー定義ビューB」を追加

  3. XLSTARTフォルダにBook.xltxとして保存

  4. 今後Ctrl+Nキーで作成する新規ブックのSheet1で、上記ビューの切り替えが可能

◆注意点◆

  • 利用可能なのはCtrl+Nキーで作成されるブックのSheet1となるシートのみです。それでも自動的に表示されるので便利だというユーザーが多かったのでご紹介しておきます。 

  • Sheetをコピーしてもビューは使えません(Book.xltxにSheet1をコピーしてシートを増やしてもNG。複数シートで使えるようにしておきたい場合はBook.xltxに複数シート作成し個々でビューを定義します)

  • ユーザー定義のビューの保存先はシートです(ブックですらない)通常は共有等はできません。

 

 

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