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住宅ローンなどの借入金の月々の返済額を試算するには、PMT関数を使います。(※「借入金(住宅ローン等)の毎月の支払額を出すには」参照)
月々の返済額のうち、
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元金を調べる→
PPMT関数
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利息を調べる→
IPMT関数
を使います。
※
PMT/PPMT/IPMT関数でも使われる一般的な返済方式である元利均等返済は、元利(元金+利息)を均等に割って返済する方法で、全期間の返済金額が一定です。
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月々の返済額を求める(PMT関数)

8万を2%の利率で借り、全6回で返す場合1回の返済額は以下の式で求められます。
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PMT (B2/6
, B3 , B1
, 0 ) →
-13,489円
この返済額のうち、元金と利息の内訳を調べてみましょう。
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返済額のうち、元金はいくらかを求める(PPMT関数)
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PPMT (利率※1
, 期※2
, 期間※3
, 現在価値※4
, 将来価値※5
)
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PPMT ($B$2/6 , C1
, $B$3 , $B$1, 0
)

毎月の返済額(13489円)のうちの各回ごとの元金分を出すことができました。
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返済額のうち、利息分はいくらかを求める(IPMT関数)
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IPMT (利率※1
, 期※2
, 期間※3
, 現在価値※4
, 将来価値※5
)
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IPMT ($B$2/6 , C1 ,
$B$3 , $B$1, 0 )

E列に各回ごとの利息分を出すことができました。
(※
G列の残高は元金を引いて出します。F列の返済合計は元利均等返済なので一定額です。)
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