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Exchange Server2010:配布グループを作成するには

 

 

 

 


 

 

 

 

 

Exchange Sever2010で配布グループを作成する方法をご紹介します。下記いずれかの方法で作成します。

  • Active Directoryの既存グループ注1メールを有効にする

  • Exchange組織に新しい配布グループを作成する 注2

▼ これらの方法で作成すると2種類の配布グループを作成できます ▼▼

2種類の配布グループ
  • ユニバーサル配布グループ メッセージの配布のみに利用できるグループ オブジェクトです。

  • ユニバーサルセキュリティグループ メッセージの配布およびAD内のリソースへのアクセス許可に利用できるグループ オブジェクトです。

  • 注1:AD上の既存グループでメールを有効にできるのはユニバーサルだけです。(ドメインローカルやグローバルは有効にできないためメッセージの配布にも利用したい場合は一旦「ユニバーサル」に変換するか作成しなおす必要があります。尚、メール 機能を有効後にユニバーサルグループを「ドメインローカル」や「グローバル」に変換できます。変換してもメールは有効 のままです。(連動))

  • 注2:AD上に配布またはセキュリティグループを作成してもメール機能は自動的に有効にはなりません。Exchange管理コンソールで有効にする必要があります。


配布グループの作成1:Active Directoryの既存グループのメールを有効にする

★ Active Directory上にユニバーサルグループが作成済である必要があります。(AD既存グループでメールを有効にできるのはユニバーサルだけです。 グローバル/ドメインローカルの場合は、一旦ユニバーサルに変換して操作してください。その後(メール有効後)ユニバーサルに戻すことができ、この場合もメールは有効のままです。)

  1. Exchange管理コンソールを起動し「受信者の構成」−「 配布グループ」を右クリックして「配布グループの新規作成」をクリック

  2. 「既存のグループ」をONにして「参照」をクリック

  3. ActiveDirectory上のユニバーサルグループを選択して「OK」をクリック

  4. 「次へ」をクリック

  5. エイリアスを入力し「次へ」

  6. 「新規作成」をクリックし作成されたら「終了」をクリック

  • AD既存グル―プのメール機能が有効になり、Exchange配布グループが作成されます。(ADユーザーとコンピュータ/Exchange管理コンソールどちらからでもメンバーを追加・削除できます。)

  • 作成後にAD上のユニバーサルグループを「グローバル」や「ドメインローカル」に変換ます。この場合もExchangeの配布グループと連動しますが、メンバーの追加や削除は 「ADユーザーとコンピュータ」からのみ可能になります。

 

 

配布グループの作成2:Exchange組織に新しい配布グループを作成する

Exchange組織(及びAD)に新規で配布グループを作成します。

  1. Exchange管理コンソールを起動し「受信者の構成」−「 配布グループ」を右クリックして「配布グループの新規作成」をクリック

  2. 「新しいグループ」をONにして「次へ」

  3. グループの種類」を選択し「名前」(グループ表示名)及び「エイリアス」(メールアドレス)を入力し「次へ」
    ※既定ではUsersOUに作成されます。他の場所に作成したい場合は「既定の組織単位を使用せず、新たに組織単位を指定する」にチェックを入れ指定してください。

  4. 「新規作成」をクリックし作成されたら「終了」をクリック

  • メール 機能が有効になったグループが作成されます。(ADユーザーとコンピュータ/Exchange管理コンソールどちらからでもメンバーを追加・削除できます。)

 

 

 

 

 

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