クイックパーツとは、使用頻度の高い文言を登録しておき、利用する際に呼び出して挿入できる機能です。例えば「実家住所」と入力すると実家の住所が挿入されるなどです。
ここではクイックパーツの書式について解説します。
◆◆ クイックパーツ登録時の推奨設定 ◆◆
テキスト形式メッセージに入力し段落記号を含めず選択して登録する → 書式は登録されず「書式なしスタイル」も適用されません。パーツ挿入時に挿入先の書式が適用され、スタイルの書式には左右されません。段落記号 を含めないため、パーツ挿入時に改行されません。
デザインが適用された会社のロゴや、書式設定済の署名を挿入したい場合は? → HTML形式のメールに書式や図を挿入して登録します。(配置などの段落書式も保存したい場合は、段落記号を含めて登録)
◆◆ クイックパーツの書式について ◆◆
書式情報を登録したくない場合はテキスト形式メッセージに入力し段落記号を含めずに選択し て登録します。→ パーツ挿入時に挿入先の書式が適用されます。(HTML形式の場合)
テキスト形式メッセージで段落記号を含めて登録すると、書式も登録され同時に「書式なしスタイル」が適用されます。そのため、文字未入力のHTMLメッセージでは「書式なしスタイル 」が存在しないためパーツを挿入すると登録時の書式で挿入されます。しかし既存のHTML形式メールや、既に他のクイックパーツが挿入されている場合は「書式なしスタイル」が存在する可能性 があり、この場合はそのスタイルに依存した書式★補足 で挿入されます。尚、「書式なしスタイル」で登録されているクイックパーツが同一メールに複数挿入された場合、スタイルの書式が適用されるため全て同じ書式になります。
書式情報も登録したい場合はHTML形式メッセージに入力して登録します。スタイルは適用されないため、挿入先メールによって書式が変わるといったことは起こりません。 (※段落記号を含めて選択すると段落書式(配置など)が適用され、後の文字列にも書式が引き継がれます)
★補足:スタイルについて Wordでは文書に初めに挿入されたスタイルの書式が既定の書式となります。例えば見出し1スタイルを使っていない文書Aに、文書Bの見出し1をコピーしてくると文書Aの見出し1スタイルの書式は文書Bの見出し1スタイルの書式となります。同様に「書式なしスタイル」が適用されたクイックパーツが挿入されるとそのメールの「書式なしスタイル」の書式は、挿入されたクイックパーツの書式となります。これにより他のクイックパーツ(書式なしスタイルが適用されているもの)を挿入しても最初に挿入したクイックパーツの書式と同じになります。 尚、クイックパーツはWord文書(C:\Users\アカウント名\AppData\Roaming\Microsoft\Templates\NormalEmail.dotm)に保存されています。
★補足:スタイルについて
Wordでは文書に初めに挿入されたスタイルの書式が既定の書式となります。例えば見出し1スタイルを使っていない文書Aに、文書Bの見出し1をコピーしてくると文書Aの見出し1スタイルの書式は文書Bの見出し1スタイルの書式となります。同様に「書式なしスタイル」が適用されたクイックパーツが挿入されるとそのメールの「書式なしスタイル」の書式は、挿入されたクイックパーツの書式となります。これにより他のクイックパーツ(書式なしスタイルが適用されているもの)を挿入しても最初に挿入したクイックパーツの書式と同じになります。
尚、クイックパーツはWord文書(C:\Users\アカウント名\AppData\Roaming\Microsoft\Templates\NormalEmail.dotm)に保存されています。
◆◆ 登録されているクイックパーツ一覧を見たい ◆◆
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「挿入」タブ−「クイックパーツ」で確認する