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Exchange/Outlook:オンラインアーカイブのフォルダを削除できない【原因と解説】

 

 

 

 

解説 + Microsoft Support情報抜粋

■ 現象:オンラインアーカイブのフォルダを削除できない

オンラインアーカイブの【削除済みアイテム】または【ゴミ箱】または【Deleted Items】フォルダからフォルダを削除できません。削除操作をしても何も起こらずエラーも返りません。

 

■ 結論:仕様オンラインアーカイブ自体が100GBを超えて自動拡張した場合。詳細は以下「原因」参照)

 

 

■ 原因:オンラインアーカイブが100GBを超え自動拡張アーカイブになるとフォルダの完全削除はできない為

オンラインアーカイブメールボックスは最初に100GBの領域を確保します。100GBを超えた時、自動拡張アーカイブが有効の環境では、領域が自動で拡張していきます(段階的に拡張し、最終的には1.5TBまで)

 

自動拡張アーカイブとなった場合、【削除済みアイテム】(ゴミ箱/Deleted Items)内のフォルダは削除することはできません。これは拡張アーカイブメールボックスの仕様です(アイテムは削除可能ですので無駄な領域が増えるということはありません)

 

そもそもオンラインアーカイブはプライマリメールボックスが肥大化しOutlookの動作に不調が起こらないよう、ポリシーで決めた期間を過ぎた古いアイテムを自動移動させる機能です。この時、フォルダやフォルダ階層も丸ごと複製します。よってオンラインアーカイブ内でフォルダ名や階層を変えたり、ゴミ箱を整理するといったことは想定していないのだと思われます。仕組み的には納得のいく仕様ではないかと思います。

 


〜抜粋〜

Exchange Online のアーカイブ メールボックスが自動展開機能によって自動的に展開されると、そのアーカイブ メールボックスの [削除済みアイテム] フォルダーに存在するフォルダーは削除できません。 ユーザーが Microsoft Outlook または Outlook on the web のフォルダーを削除しようとすると、フォルダーは削除されず、エラー メッセージは返されません。この動作は、自動拡張アーカイブでホストされているフォルダーの仕様です。

〜抜粋〜

アーカイブ メールボックスに 1 つ以上の自動展開ストレージ領域がある場合、ユーザーはアーカイブ メールボックスまたは補助アーカイブからフォルダーを削除できません。 つまり、自動拡張ストレージ領域がプロビジョニングされた後、アーカイブ内のフォルダーを削除することはできません。


 

 

 

 

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