現象
グループスケジュールで共有予定表に「空き時間情報を利用できません」と表示され見ることができない
原因1
所有者の予定表のアクセス権が「既定」=「なし」となっています。(Outlook2007+Exchange2007以降)
2007以降のバージョンでは、予定表フォルダの既定のアクセス権を「なし」にすると予定を公開しません。
回避法
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予定表フォルダを右クリックし「プロパティ」をクリック
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「アクセス権」タブをクリック
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既定のアクセス許可レベルを「空き時間情報」とする
または
ユーザーを追加しアクセス許可を設定する(内容の閲覧には「参照者」以上が必要
)
◆ 基本的なアクセス許可レベルの内容は次の通りです。
原因2
予定表に公開期間内に公開されている予定が入力されて
おらずExchangeサーバーの情報が更新されていません。
※公開期間とは「オプション」−「空き時間オプション」にある「公開する期間」を指します。(既定では2ヶ月先まで)
※公開とは「予定の公開方法」が「予定あり」「仮の予定」「外出中」のいづれかを指します。
回避法
所有者は公開している期間に予定を入力し、サーバー上の更新時間を最短にします。
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予定表を開き、"今日"の日付に適当な予定を入力し、「予定の公開方法」=「予定あり」にする
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「ファイル」タブ−「オプション」をクリック
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予定表−「予定表オプション」グループにある「空き時間オプション」をクリック
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「サーバー上の空き時間情報を更新する間隔」を「1分」ごとにして「OK」をクリック
操作後、閲覧するユーザーはOutlookを再起動してください。