Outlook：自動転送するには

一般のプロバイダー環境の場合（POP3/SMTPなど）

※注：転送先アドレスは予めOutlookアドレス帳に登録しておきます。

1. 「ファイル」タブ−「仕分けルールと通知の管理」をクリック

2. 「新しい仕分けルール」をクリック

3. 「受信メッセージにルールを適用する」を選択して「次へ」

4. 受信メールに対する条件があれば設定し「次へ」（条件を指定しない場合は全ての受信メールに自動返信します。 ）

5. 「名前/パブリックグループに転送する」にチェックを入れ、下のボックスで「 名前/パブリックグループ」をクリック

6. 連絡先から転送先アドレスを選択して「宛先」をクリックして「OK」−「次へ」

7. 例外条件があれば指定し「次へ」

8. ルールの名前を入力し「完了」−「OK」をクリック

この環境で自動転送するにはOutlookを起動しておく必要があります。 新着メッセージを自動的に受信するように設定しておく必要があります。送受信タブ−「送受信グループ」−「送受信グループの定義」で「次の時間ごとに自動的に送受信を実行する」にチェックを入れ「○分」の指定をしてください。（○分間隔ごとに自動 送受信）

　

Exchange Server環境の場合 (1) リダイレクト転送

差出人から直接送信されたように見える転送方法 です。下記のように「このメッセージは自動転送されました」と表示されます。

転送と異なり、差出人のアドレスを入手できるため「返信」 が可能です。

1. 「ファイル」タブ−「仕分けルールと通知の管理」をクリック

2. 「新しい仕分けルール」をクリック

3. 「受信メッセージにルールを適用する」を選択して「次へ」

4. 受信メールに対する条件があれば設定し「次へ」

5. 「処理を選択してください」画面で「 名前/パブリックグループにリダイレクトする」にチェックを入れ、下のボックスで「 名前/パブリックグループ」をクリック し転送先アドレスを選択（※転送先はアドレス帳に作成しておく必要があります。）し「OK」−「次へ」

6. 例外条件があれば指定し「次へ」

7. ルールの名前を入力し「完了」−「OK」をクリック

 ―――  注：FromとTo表記について  ―――

Exchangeのバージョンによってリダイレクト先に配信されたメールのFromとToの表記が異なるようです。

例： A → B →（リダイレクト）→ C

　

◆以前のバージョン◆

From：A

To：C

Cは誰からリダイレクトされたか分かりません。まるでAから直接送信されたように見えます。（Bの存在が分からない）

また、Aが他の受信者を宛先に入れていてもそれらは表示されません。（宛先には自分（C）だけが見える）

◆ Exchange2010〜 ◆

From：A

To：B

Cの名前は受信メールに表示されません。Aが実際に送信した状態で表示されます。（A→B）宛先に含まれる他の受信者も表示されます。

「このメッセージは自動転送されました」という表記でBからリダイレクトされたのだと理解できます。

　

Exchange Server環境の場合 (2) 転送

通常の転送と同様の形で自動転送されます。本文に「Auto Forwarded by a Rule」と記載されます。（下図参照）

1. 「ファイル」タブ−「仕分けルールと通知の管理」をクリック

2. 「新しい仕分けルール」をクリック

3. 「受信メッセージにルールを適用する」を選択して「次へ」

4. 受信メールに対する条件を設定し「次へ」

5. 「処理を選択してください」画面で「 名前/パブリックグループへ転送する」にチェックを入れ、下のボックスで「 名前/パブリックグループ」をクリック し転送先アドレスを選択（※転送先はアドレス帳に作成しておく必要があります。）し「OK」−「次へ」

6. 例外条件があれば指定し「次へ」

7. ルールの名前を入力し「完了」−「OK」をクリック

　

★Exchange Server環境では(1)(2)ともにコンピュータやOutlookを起動していなくても自動転送が可能です。