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別のメールアカウントを差出人として送信しようとすると「指定されたユーザーの代理としてメッセージを送信するアクセス権がありません」とエラーが表示されることがあります。
原因は主に以下の4つです。
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所有者送信権限（AがBの名前で送信）が付与されていない
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代理送信権限（「Aが次の人の代理で送信しました：B」の表記で送信）が付与されていない
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アドレス帳に表示されていない
→ 解決法
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権限付与後、Exchange更新がされていない（数時間程度かかることがあります）
■ 原因(1) 所有者送信権限が付与されていない
別のアカウントを差出人として送信する（AがBの名前で送信）場合は「
所有者送信権限」が必要です。管理者に権限を付与してもらいます。この送信方法の場合、受信者は代理で送信されたことは分かりません（＝なりすまし）
＋ 管理者の操作 ＋
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Exchange管理センターにログイン
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「受信者」→差出人(B)とするメールボックスをダブルクリック
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「メールボックスの委任」をクリック
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「メールボックス所有者として送信する」の「＋」をクリックし権限を付与するユーザー(A)を選択
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「OK」−「保存」をクリック
＋ ユーザーの操作 ＋
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メッセージを開き「オプション」→「差出人」ボタンをクリック
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「差出人▼」−「他の電子メールアドレス」からメールアドレス（B）を指定し送信する
■ 原因(2) 代理送信権限が付与されていない
代理送信権限では「Aが次の人の代理で送信しました：B」が表示されるため受信者は代理送信されたと分かります。管理者に権限を付与してもらうか、メールボックス所有者(B)に代理人として指定してもらいます（どちらも連動しているので結果は同じ）
＋
管理者に権限を付与してもらう場合 ＋
(※設定は連動している為、所有者のOutlookで代理人を確認できます）
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Exchange管理センターにログイン
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「受信者」→差出人(B)とするメールボックスをダブルクリック
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「メールボックスの委任」をクリック
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「代理人として送信する」の「＋」をクリックし権限を付与するユーザー（A）を選択
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「OK」−「保存」をクリック
→
所有者（B)のOutlook−｢ファイル」−「情報」−「アカウント設定」−「代理人アクセス」をクリックすると代理人（A）の名前が表示されています。
＋
メールボックス所有者に代理人として指定してもらう場合 ＋
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Outlook−｢ファイル」−「情報」−「アカウント設定」−「代理人アクセス」をクリック
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「追加」をクリックしユーザー（A）を指定
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受信トレイなどに適宜メールボックスのアクセス権を設定する
＋ ユーザーの操作 ＋
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メッセージを開き「オプション」→「差出人」ボタンをクリック
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「差出人▼」−「他の電子メールアドレス」からメールアドレス（B）を指定し送信する
※注！
所有者/代理権限があってもメールボックスにアクセスできなければ返信や転送はできません（＝新規しか送信できない）返信・転送したい場合は、受信トレイやその他のフォルダに対しアクセス権を
付与してもらいます。しかし特定のフォルダ（受信トレイやその他）のみにアクセス権をつけると都度開く必要があり面倒なので、頻繁に使用する場合は常にツリー表示させておくことをお勧めします。TOPフォルダにフォルダの表示、それ以下に
適宜アクセス権を付けます。
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原因(3) アドレス帳に表示されていない
（GAL非表示）
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差出人に指定するメールアカウントがアドレス帳に表示されていない場合は代理人として送信できません。GALを表示しましょう。どうしてもGAL表示できない理由がある場合は↓の解決法があります。
◎解決法1：名前解決したアドレスをコピー（Outlookを利用する場合）
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GAL非表示にしたアドレスからの受信メールを開く
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差出人に表示されているGAL非表示のアドレスをコピー（Ctrl＋Cキー）
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送信メッセージの「差出人▼」−「他の電子メールアドレス」をクリック
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ボックスに2でコピーしたアドレスを貼り付ける（Ctrl＋Vキー）
◎解決法2：OWA（Outlook web
access）から送信する
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https://outlook.office.com/mail/
にアクセス
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「新しいメッセージ」をクリックし「…」から「差出人を表示」
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「差出人」ボックスにGAL非表示のアドレスを入力し送信
■ 原因(4) Exchange
Onlineの更新まで時間がかかっている
→
2h程度待ちましょう。
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