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Word : 改ページ位置の自動修正が完了せずフリーズしてしまう

   

 


 

「改ページ位置の自動修正」とは、「段落」ダイアログ−「改ページと改行」タブ−「改ページ位置の自動修正」にある機能を指します。

この機能はバックグラウンドで動作しますが、「改ページ位置を自動修正中…」と表示されたまま、フリーズしてしまうことがあります。以下の方法で回避できます。


方法(1) 改ページ位置が自動修正されないよう、段落書式を解除する

  1. ファイルを開き、Ctrl+Aキーを押す (→文書内が全選択される)

  2. Ctrl+Qキーを押す (→段落書式が解除される)

全ての段落書式が解除されますが、問題の書式も破棄できる為この方法で一旦クリアし書式を設定し直すといいでしょう。


方法(2) 「改ページ位置の自動修正」機能をOFFにする

  1. ファイルを開き、「表示」−「下書き」をクリック
    (WD2007/2010では「表示」タブ−「下書き」)

  2. 「ツール」−「オプション」−「全般」タブをクリックし、「バックグラウンドで改ページ位置を自動修正する」のチェックを外す
    (WD2007/2010では「Wordのオプション」−「詳細設定」−「全般」にあります。)

  • 印刷レイアウトでも正常に表示したい場合は、全選択後Ctrl+Qキーを押して段落書式を解除してください。

  • 下書き表示では「改ページ位置の自動修正」機能をOFFにできますが印刷レイアウト表示ではOFFにすることはできません。

  • 「改ページ位置を自動修正する」機能はWord単位です。文書単位ではありません。


方法 (3) 開いた途端に自動修正されフリーズしてしまい、(1)(2)が試せない場合

→ 自動修正機能をOFFにした新規文書に挿入します。

 

  1. Word新規文書を開き、「表示」−「下書き」をクリック

  2. 「ツール」−「オプション」−「全般」タブをクリックし、「バックグラウンドで改ページ位置を自動修正する」のチェックを外し「OK」をクリック

  3. 「挿入」−「ファイル」をクリックし、問題の発生するファイルを指定して「挿入」をクリック

  4. 問題なく開けたら、Ctrl+Aキーを押して全選択し、Ctrl+Qキーを押す (又は「書式設定」ツールバーの「スタイル」ボックスから「書式のクリア」を選択)

  5. 「表示」−「印刷レイアウト」をクリック

  1. Word新規文書を開き、【表示】タブ−「下書き」をクリック

  2. Wordのオプションダイアログ−「詳細設定」−「全般」−「バックグラウンドで改ページ位置を自動修正する」のチェックを外し「OK」をクリック

  3. 【挿入】タブ−「オブジェクト」−「ファイルからテキスト」をクリックし問題の発生するファイルを指定して「挿入」をクリック

  4. 問題なく開けたら、Ctrl+Aキーを押して全選択し、Ctrl+Qキーを押す

  5. 【表示】タブ−「印刷レイアウト」をクリック

 

 

 

 

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