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Microsoft Office365:自動保存されたバージョン(版)で作業する

 

 

 

 


 

  

 

- 自動保存されたバージョンで作業する

Office2010(Word,Excel,PowerPoint)では編集中に○分間隔(既定10分)で状態が自動保存されるようになりました。編集中、これらのバージョンを取り出して作業することができます。(※既存ファイルに限ります。新規ファイル(未保存のファイル)では以前のバージョンは作成されません)

 

「上書き保存してしまったが以前の状態に戻したい…」「編集したが以前の状態からやり直したい 」といった場合に便利な機能です。

 

関連:保存し忘れたファイルの内容を回復する場合はこちら


≪操作法≫

  1. 既存ファイルを編集する → 指定した間隔ごとに自動保存されたバージョンが出来上がる

  2. 「ファイル」タブをクリックし「バージョン」を確認する
    自動保存されたバージョンが表示される

  3. 任意のバージョンをクリック

  4. 開いたバージョンの状態に戻すには、ファイル上部のバーに表示されている「元に戻す」をクリックし上書き保存します。

    (※「比較」をクリックすると現在の状態と開いている以前のバージョンを比較することができます。)

  5. 開いたバージョンの状態に戻さない場合はそのまま閉じます。


≪補足≫

  • 自動保存されたバージョンはC:\Users\プロファイル名\AppData\Roaming\Microsoft\Wordフォルダに作成される「文書名+ランダムな文字列」フォルダ内にasdファイルとして保存されています。

≪重要≫

  • バージョンを取り出せるのは編集中のみです。ファイルを閉じると自動保存されたバージョンは全て削除されます。(但し最後に上書き保存していない場合は最後のバージョンのみ「未保存のファイル」として保存されます。これが保存し忘れた場合に回復できるファイルです。)
     

  • 自動保存されたバージョンで作業するには「ファイル」タブ−「オプション」−「保存」にある「次の間隔で自動回復用データを保存する  ○分ごと」にチェックが入っている必要があります。(既定では有効、自動回復の間隔は10分

「次の間隔で自動回復用データを保存する ○分ごと」が有効な場合、○分ごとにファイルが自動保存されます。これら自動保存データのうち最後のバージョンを回復用ファイルとして保存するのが「保存しないで終了する場合、最後に保存されたバージョンを残す」機能です。これにより 【保存せずに閉じたファイルの内容を復元する】機能が実現しています。

 

尚、この仕組みにより「次の間隔で自動回復用データを保存する ○分ごと」が無効な場合は「保存しないで終了する場合、最後に保存されたバージョンを残す」を有効にすることはできません。逆の場合は可能であり、既存文書を編集中に前のバージョンを確認することができます。

 

 

 

 

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