Word以降、強制終了や保存せずに閉じたファイルを復元できます(強制終了・保存し忘れファイルの復元方法)回復ファイルとしてasdファイルを使いますが通常の開き方では開けないため、下記のような場合に困ることがあります。
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asdファイルが送付されてきたが開けない
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ユーザーの強制終了時、ネットワークアクセスして回復したい
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asdファイルをダブルクリックしても開けない・エラーが表示
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Wordでは「このファイルには前のバージョンはありません」と表示されてしまう
ここではWordでasdファイルを開く方法をご紹介します。
■ asdファイルを開くには
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コントロールパネルの「フォルダオプション」をクリック(又はコンパネ→デスクトップのカスタマイズ→フォルダオプション)
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表示タブの「隠しファイル、隠しフォルダ、隠しドライブを表示する」をON、「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」はOFFにし「OK」
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asdファイルをC:\Users\プロファイル\AppData\Roaming\Microsoft\Wordフォルダにコピー
(既にWordフォルダにある場合はそのままでOK)
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Wordを起動し「開く」から 3のフォルダ(C:\Users\プロファイル\AppData\Roaming\Microsoft\Word)にアクセス
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「Word文書(*.docx)▼」を「すべてのファイル(*.*)」に変更
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asdファイルを選択し「開く」をクリック
--- よく分からない場合は ----------------
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Windows+Rキーを押し、ボックスに「C:\users\%username%\AppData\Roaming\Microsoft\Word」をコピペしてENTERキー
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asdファイルを上記Wordフォルダに保存(既にWordフォルダにある場合は1-2の操作は不要)
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Wordを起動し「ファイル」−「開く」−「参照」をクリック(またはWordを起動しCtrl+Oキー)
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「ファイル名」ボックスに「C:\users\%username%\AppData\Roaming\Microsoft\Word」をコピペし「開く」
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「Word文書(*.docx)▼」を「すべてのファイル(*.*)」に変更してasdファイルを選択し「開く」
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asdファイルはWordフォルダ/UnsavedFilesフォルダ以外からは
開けません。
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asdファイルはWordを起動し「開く」から開かなければなりません(エクスプローラからダブルクリックしても開かない)
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強制終了・保存し忘れファイルの回復については「強制終了」「保存し忘れ
」ファイルの復元方法を参照してください。
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