Word：クイックパーツの保存場所

クイックパーツとは、よく使う文言、図、数式などが登録されている集まりで、すぐに取り出して文書に挿入できます。クイックパー ツはデフォルトで用意されているもののほか、ユーザーも自由に登録できます。

クイックパーツの保存先は以下の通りです。

■ 組み込みクイックパーツの保存場所 （Wordデフォルトのパーツ）

C:\Users\プロファイル\AppData\Roaming\Microsoft\Document Building Blocks\1041\16★フォルダのBuilt-In Building Blocks.dotxファイル（★数値はバージョンにより異なる）

■ ユーザーが登録したクイックパーツの保存場所

Building Blocks.dotx（既定） Normal.dotm（標準テンプレート） その他のテンプレート（特定のテンプレート、〜Document Building Blocks\1041\16フォルダのテンプレート、StartUPのテンプレート）

　

 Building Blocks.dotxテンプレート （パーツはWord全文書に表示）
C:\Users\アカウント名\AppData\Roaming\Microsoft\Document Building Blocks\1041\14フォルダ

　

 Normal.dotmテンプレート（パーツはWord全文書で利用可能）
C:\Users\アカウント名\AppData\Roaming\Microsoft\Templatesフォルダ

　

 特定のテンプレート（そのテンプレートを元にした文書でのみ利用可能）

1. テンプレートを作成（dotxとして保存）

2. そのテンプレートを開いて登録（又はそのテンプレートを元にした文書で登録すると登録先に選べる）

  全文書で利用できるパーツを保存するテンプレート（他PCや他人に配布するのに便利）

• C:\Users\アカウント名\AppData\Roaming\Microsoft\Document Building Blocks\1041\14フォルダのテンプレート

• C:\Users\アカウント名\AppData\Roaming\Microsoft\Word\startupのテンプレート

上記2つのフォルダに保存されたテンプレートのクイックパーツはWord全文書で利用可能です。他PCのパーツファイルを入れたり、前バージョンで使用していた パーツを移行したり配布する際に利用すると便利です。

　

※補足： Document Building Blocks\1041\14フォルダのテンプレートには1つ以上のクイックパーツが保存されていないと、 パーツ作成時の「保存先」として選択することはできません。 （つまり1つ目のパーツを作成する時そのテンプレートを開いた状態で行う か、パーツが登録されているテンプレートを保存する）