AutoNumフィールドとは、単純に段落単位で番号を付ける機能です。古いバージョンのWordの互換性のために提供されているフィールドで、Word2002からのユーザーはListNumフィールドを使用することが推奨されています。
(段落単位で単純な連番を振る場合はこちらの方が簡単です。)
■ AutoNumフィールドを挿入する
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「挿入」−「クイックパーツ」−「フィールド」をクリック
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「分類」=「番号」とし、「AutoNum」を選択して「OK」をクリック
※文章内に連続して挿入する場合は「F4」キーを押すか、番号をコピーペーストすると素早く挿入できます。
講座1 …
講座2 …
講座3
… |
1
初級…
2
中級…
3
上級… |
※組み込みの見出しの段落にAutoNumフィールドが挿入されている場合、レベルごとに連番が振られ(★1)見出しの後につづく本文内のAutoNumフィールドはリセット(★2)されます。
1. Word (見出し1)
1. 初級
2. 上級
2. Excel(見出し1)レベルごとに連番
★1
1. 初級 リセットされる
★2
2. 上級 |
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表に連番を振る
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エクセルのオートフィルのように連番を振ってみましょう。
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最初のセルにAutonumフィールドを挿入し、番号をコピー
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連番を振るセルを範囲選択
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Ctrl+Vキーを押すと一気に連番が振られます
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開始番号の指定はできません。(書式スイッチはありません。また式フィールドでの計算{=3+{Autonum}}などもできません)
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AutoNumフィールドを含む見出しがない場合は文書全体で連番を振ります。離れた場所で別々の連番を振りたい場合は見出しスタイルの段落にAutonumフィールドを配置する必要があります。(見出しスタイルのレベルはどのレベルでも可)
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ListNumフィールドがAutoNumフィールドより優れている点は段落内でも連番が振れること、開始番号を指定できること、見出しレベルに対応した連番を振れることなどです。
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