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Word:コピーや編集を禁止するには (文書の保護)

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

文章をコピーペーストできないようにする方法をご紹介します。文字列を選択することができなくなるため、改ざんも防ぐことができます。

 

■ コピーや編集を禁止する(文書の保護)

  1. 「校閲」タブ−「編集の制限」ボタンをクリック

  2. 画面左に表示された「書式設定と編集の制限」ウィンドウで「ユーザーに許可する編集の種類を指定する」にチェックを入れ、「フォームへの入力」を選択し「はい、保護を開始します」をクリック

     

  3. パスワードを入力し「OK」をクリック
     

    範囲選択が不可能になるため、コピーや改ざんを禁止できます。 但しこれはWordの機能で制御するので、Word以外(Wordpad等)で開かれると意味がありません。そこで開く為のパスワードも設定します 。(一般にデータは複数のアプリケーションで開けますが、それは開いた後に「変換」という動作をしているからです。開く前では変換できない為、そのアプリケーションでしか解除できないパスワードを設定します)
     

  4. 「ファイル」タブ−「文書の保護▼」−「パスワードを使用して暗号化」をクリックしパスワードを設定する

 

 ◆ 補足 ◆

  • 制限解除するには「校閲」−「編集の制限」→「保護の中止」でパスワードを入力します。

  • 画像のコピーは可能です(コピー禁止不可)

  • 上記のように「フォームへの入力」のみ許可する場合は、保護セクションを選択できます。保護していないセクションでは入力などの編集は自由です。(但し書式の利用は、文書全体に対して制限されます )

  • パスワードを忘れても「挿入」→「オブジェクト」→「ファイルからテキスト」で解除できてしまいます(これは知識があれば)

 ◆ 注意 ◆

この方法は文書を編集やコピーを禁止できますセキュリティ的には高くありません( 若干の改ざん、誤編集を防ぐための方法ぐらいに思ってください)

共有サーバーのアクセス権でファイルの読み取りのみ許可した場合などでは非常に有効ですが、Word以外のアプリケーション(Wordpadなど)やビューワーで開いた場合は「文書の保護」機能が利用できずコピーが可能となってしまいます。(そのために4.でパスワードを設定し、なるべくWord以外では開けないようにしています。)Outlook2010の「保護されたビュー」や「ビューワー」でもコピー可能となってしまう (これは不具合に近いでしょう)ので注意が必要です。

※ 但し上記のような仕組みに気づかれないであろう相手(意外と多いです)に送る場合や、Word以外では開けないような環境であり、ファイルサーバー上から見るようアクセス権を設定してあれば十分使えるでしょう。

 

 

 

 

 

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