「画面通りに両面印刷したい」「余分な白紙を挿入したくない」といった場合の回避法
もご紹介します。
◎方法1 ◎
→ 見開きページにしなくてもよいなら(両面印刷でも左右の余白や綴じ代が同じなら)標準に設定します。
◎方法2 ◎
◎方法3 ◎
→ 番号を印刷しないページなら(表紙など)適当に偶数(奇数)ページを設定する
白紙が強制挿入されるのは、例えば表紙(P1)、1枚目(P1)…のように奇数・奇数で連続しているからです。なので表紙のようにページ番号を印刷しなくてもよいなら、表紙に偶数ページを割り当てます。これで偶数・奇数の順になり、白紙が不要になります。
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表紙(番号が不要なページ)にカーソルを置く
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「挿入」−「ページ番号▼」−「ページ番号の書式」をクリック
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「開始番号」に0を入力して「OK」
(偶数・奇数交互になるよう任意で指定)
◎方法3 ◎
→ ページ番号の印字が必要なら偶数(または奇数)番号を設定後、挿入する番号はフィールドコードで調整する
★ここでは例として、表紙にP1、P1、P2、P3…となるように設定します。(表紙のページ番号を操作)
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表紙にカーソルを置き「挿入」−「ページ番号▼」−「ページ番号の書式」→
「開始番号」に0を入力して「OK」をクリック
→ 偶数ページ番号が設定される(白紙は不要)
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表紙にカーソルを置き、
「挿入」タブ−「フッター▼」−「フッターの編集」をクリック
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『前と同じヘッダーフッター』を解除(ページ番号が挿入されている場合は削除)
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フッター内で「Ctrl」+「F9」キーを押し
てフィールドコード枠
{
}を挿入し、その中に"=+1"と入力
(→
{
=+1}
と入力される)
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"="の
後にカーソルを置き、
『ページ番号▼』−「現在の位置」−「番号のみ」をクリック
(→ {
=0+1 }というフィールドコード
)
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Shift+F9キーを押
してフィールドコードの切り替えを行う(更新されなければF9キーで更新)
上記の操作で、実際のページ番号は0ページ
(偶数)なので白紙は不要、かつ表示されるページ番号
は0+1で1ページとすることができます。
※ ページ番号を表示する必要がない場合はページ番号の設定を奇数にするだけ(ぺージ番号は非表示)でOKです。
※ 目次には本来のページ番号(表紙なら0)が表示されます。
※ ステータスバーも本来のページ番号が表示されます(表紙は0)