(1)
該当文書を「信頼済みドキュメント」としている場合
「セキュリティの警告」バーの「コンテンツの有効化」をクリックした文書は
そのコンピュータ上※注1では「信頼済みドキュメント」と認識され
るため 警告が表示されません。再度警告を表示するには
信頼済みドキュメントの一覧をクリア、又は無効にします。
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「ファイル」タブ−「オプション」−「セキュリティセンター」−「セキュリティセンターの設定」をクリック
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次のいずれかの操作を行います。
◆「信頼済みドキュメント」をクリックし「クリア」をクリックし「はい」をクリック
→ 登録済の信頼済みドキュメントが全て解除されます。(元には戻せません)
◆「信頼済みドキュメントを無効にする」にチェックをいれ「OK」をクリック
→
登録済の信頼済みドキュメントが無効になりますが、再度チェックを入れると有効に戻せます。尚、無効の場合「コンテンツの有効化」をクリックすることによってマクロは利用できますが信頼済みドキュメントとして登録されません。
※注1:正確には信頼済みドキュメントはコンピュータに登録されるのではなく、ユーザーレジストリに登録されます。ですから同一PCでもユーザーによって信頼済みドキュメントは異なります。(HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\14.0\Word\Security\Trusted
Documents\TrustRecordsに信頼済みファイルのパスが表示。尚、パスで登録されるためファイル名の変更や保存場所の変更により再度警告が表示されます。)
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(2)
文書の保存フォルダを「信頼できる場所」としている場合
信頼できる場所(フォルダ)に保存されている文書は警告が表示されません。信頼できる場所を確認するには次の操作を行います。
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「ファイル」−「オプション」−「セキュリティセンター」−「セキュリティセンターの設定」をクリック
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「信頼できる場所」をクリックし、該当文書の保存フォルダが表示されていないか確認する
(信頼できる場所を解除する場合はパスを選択し「削除」をクリックします。)
(3)
文書に添付されているテンプレートにマクロが保存されており、そのテンプレートにアクセスできない場合
マクロ付テンプレートを元に作成された文書では、そのテンプレートに保存されているマクロを利用することができます。しかしそのテンプレートにアクセスできない場合はマクロを利用できないため警告も表示されません。テンプレートの場所
を確認するには次の操作を行います。
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文書を開き「ファイル」−「オプション」−「アドイン」をクリック
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管理▼から「Wordアドイン」を選択し「設定」をクリック
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「文書の作成に使用するテンプレート」に表示されるテンプレートを確認する(既定ではNormal)
→ アクセスできないパスが表示されている場合はマクロは利用できないため警告も表示されません。(※マクロ付きテンプレートを添付したい場合は3で「添付」をクリックして選択し「開く」をクリックします。)
(4)
警告を表示せずマクロやActiveXが有効/無効になるよう設定されている場合
警告なしでマクロやActiveXが有効/無効になるように設定されている場合は表示されません。警告を表示するには次の操作を行います。
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「ファイル」−「オプション」−「セキュリティセンター」−「セキュリティセンターの設定」をクリック
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「マクロの設定」をクリックし「警告を表示しすべてのマクロを無効にする」をONにする(Word既定)
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「ActiveXの設定」をクリックし「先に確認メッセージを表示してから、最低限の制限を適用してすべてのコントロールを有効にする」をONにする(Word既定)
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「OK」−「OK」をクリック