Word :ヘッダーフッター「前と同じ」とは |
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ヘッダーフッターの機能に「前と同じ」というものがあります。これは「前ページのヘッダーフッターと同じ」という意味ではなく「前のセクションのヘッダーフッター
の内容と同じ」という意味です。(結果的に前ページのヘッダーフッターと同じということがほとんどですが)
とても細かく疑問に思った方がいらっしゃったので、箇条書きしておきます。普段深く考えずに編集できますが、詳細を質問されると「ん?」となりましたので(笑)
----- 特に読まなくても結構です ------
★1 ページ番号は{Page \*MergeFormat}フィールドが挿入されているだけで、番号書式(1.2.3・・・やTUV…)はそのセクションの「ページ番号の書式設定」で設定されたものになります。よって各セクションで「ページ番号の書式設定」の番号書式や開始番号が指定されているなら、「前と同じ」をクリックしても前のセクションと同じにはならないし、逆に後セクションで書式を変えるのに「前と同じ」を解除する必要もありません。【番号書式はセクションごと】なのでセクションを区切って書式や開始番号を変えればOKです。新規挿入セクションは前のセクションに従いますが既存セクションは影響を受けません。
★2 セクション毎に「ページ番号の書式設定」で指定したものがページ番号になるので、逆に言えば一括で大量のセクションのページ番号の種類は変えられないが、pageフィールド操作で解決できる。例えばP1-3は1,2,3… P4-6はTUV… P7-9はa,b,c…で振ってあるとする。これは当然セクションが区切ってあるからできるのだが、これを一括してページ番号を1,2,3…の書式にしたい場合。ページ番号フィールドを挿入し{page \* arabic}と入力すればOK(※但し開始ページを各セクションで変更している場合は、セクション毎に治す必要がある)
★3 「挿入」−「ページ番号」−「ページ番号の書式設定」の設定はセクションごとに指定できます。この番号書式がヘッダーフッターのページ番号や、目次のページ番号にも適用されます。もし「ページ番号の書式設定」で指定した番号書式をヘッダーフッターで使いたくない場合は、{page \*arabic} {page \* roman}などにするなど、pageフィールド側で指定することも可能です。 (目次TOCフィールドでは番号書式は指定できないので「ページ番号の書式設定」を目次に使いたい番号にし、ヘッダーフッターのpageに書式を指定する) |
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