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Word:IFフィールドで3つ以上の複数条件を使う 方法(AND/OR条件)

 

 


 


 

 

 

こちらの記事で「差し込み印刷で複数条件(AND,OR)によるIFフィールドの使い方」をご紹介 しましたが、今回は3つ以上の条件をIFフィールドで扱う方法をご紹介します。

※勿論ここでご紹介する方法は、2つまでの条件でも使えます。

 

■ Compareフィールドを使う

Compareフィールドは演算子(> < >= <= <> = )を使って2つの値(AとB)を比較し、結果がTrueなら1、Falseなら0を返します。これを利用してTrueの合計数を条件にして、AND条件なら合計が○なら…(全て合致)OR条件なら合計が1以上なら…(いずれか合致) とすれば複数条件のIF文を作ることができます。

{Compare {MERGEFIELD 英語 }  >= 80}      ★英語が80点以上(True)なら1を返します。

 

 

■ 例:差し込み印刷文書で3つ以上のAND条件・OR条件を使う

 差し込み文書:「英語」「数学」「国語」の点数が差し込まれている

英語(点)

数学(点)

国語(点)

↓↓ 判定 ↓↓

80

87

80

 

99

68

90

 

 

 3つ以上のAND条件:「英語」「数学」「国語」が全て80点以上なら「合格」

 

CompareフィールドがTrueなら1、全て合致なら合計3なので「もし3なら…」の式を作成します。★True(1)の合計が●なら …

 

IF  {= {Compare {MERGEFIELD 英語} >= 80} + {Compare {MERGEFIELD 数学} >= 80} + {Compare {MERGEFIELD 国語} >= 80}} = 3 "合格"}

 

 

 

 3つ以上のOR条件:「英語」「数学」「国語」のいずれかが80点以上なら「合格」    ★True(1)の合計が1以上なら …

 

CompareフィールドがTrueなら1、条件のいづれかが合致なら合計1以上なので「もし1以上なら…」の式を作成します。

 

IF  {= {Compare {MERGEFIELD 英語} >= 80} + {Compare {MERGEFIELD 数学} >= 80} + {Compare {MERGEFIELD 国語} >= 80}} >= 1 "合格"}

 

 

 

 AND条件とOR条件を混ぜるなら   ★AND/OR関数とCompareフィールドのTrue数を計算

 

AND関数(全てTrueなら1)とOR関数(いずれかTrueなら1)と、Compareフィールド(Trueなら1)の合計数で実現できます。

 

例:6歳以下または65歳以上で(←OR条件)区内在住なら(← AND条件)無料

 

{ IF { =  {=OR( {Compare {MERGEFIELD 年齢}  <= 6} , {Compare  {MERGEFIELD 年齢} >=  65} )}  +  {Compare  {MERGEFIELD 在住} = "区内" }} = 2  "無料"  "有料" }

 

※足し算をするには式フィールド(=をフィールドコードに挿入して数式作成)を使います。

 

 

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