SETフィールドを使うと、情報をブックマークに割り当てることができます。可変の情報を割り当てることができるため大変便利です。
{ SET
ブックマーク名
割り当てる情報}
例えば「時給」というブックマークに「1200」を割り当てたり、「LastPage」
というブックマークに「最終ページ番号」を割り当てることができます。
■使い方例■
■「時給」に1200を割り当てる
{ SET
時給 1200
}
↓ブックマークで計算が可能
{ =
時給 * 2}
→ 結果は2400
★ポイント★
時給が変わっても一括して文書内の再計算ができます。時給というブックマークの割り当て数字を変更するだけでOKです。
■「LastPage」に最終ページ番号を割り当てる
Wordには最終ページ番号フィールドは存在しないため、これを割り当てたブックマークを作ってみましょう。
■ 総ページ数 =
最終ページ番号である場合(例:全5ページあり、P1~P5で構成された文書)
{ Set
LastPage
{Numpages} }
■ 表紙があるので、最終ページ番号は総ページ数マイナス1である場合(例:全5ページあり、表紙
+ P1~P4で構成)
{ Set
LastPage
{= {Numpages}-1} }
■ SETフィールドの使い方(割り当て方)
-
Ctrl+F9キーを押す
{ } が挿入される
-
SET と入力し、任意のブックマーク名を入力
{SET LastPage
}
-
割り当てたい情報(値・フィールド・式)を入力
−例−
値 |
{SET
LastPage 10} |
LastPageに10を割り当て |
結果 → 10 |
フィールド |
{SET
LastPage
{NumPages}} |
LastPageに総ページ数(20)を割り当て |
結果 → 20 |
式 |
{SET
LastPage { =
{NumPages} -1}} |
LastPageに総ページ数(20)マイナス1を割り当て |
結果 → 19 |
■ 割り当てたブックマークの結果を表示するには
-
Ctrl+F9キーを押す
{ } が挿入される
-
ブックマーク名を入力
{ LastPage }
★注:数値を割り当てたブックマークの場合は式フィールドに挿入することをお奨めします。例:{
= LastPage }
-
F9キーを押す → 10(結果が表示)
計算で使う場合は、フィールドコードで=を入力して操作します。{ = LastPage + 1 } 結果は11
SETフィールドを使った他の事例はこちらにも掲載しています。
→ Word
:ページ番号とは別に通し番号を付けたい (Setフィールド)
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