Wordのタブの種類にある「縦棒」は文字列を配置するために使うものではありません。
単純に文章内に縦線を入れるためのものです。よってTabキーでタブを挿入する必要もありませんし、文字列が動く(配置が変わる)こともありません。
縦棒タブの挿入方法
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挿入したい段落を選択
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タブの種類を「縦棒」にし、縦線を入れる位置をクリックする
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タブは段落書式(段落単位での設定)です。段落のない箇所(空白)には縦線は引けません。
複数段落に縦線を入れるにはそれらの段落を選択する必要があります。
縦棒タブ使用例:こんな場合に便利です。
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氏名・内線・部署が入力してありますが、項目(列)ごとに分かれていないので少々見づらい感じです。
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そこで段落を範囲選択し、縦棒タブの状態でルーラーをクリックします。
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指定した位置に縦棒が入り、項目が分かれ見やすくなりました。
★項目を追加入力すると自動的に縦棒も追加表示されます。
これはあくまでも縦棒タブの一例です。表や直線図形などでも代替できます
が、縦棒タブのメリットとしては「後からタブ位置にマークできる」という点でしょう。(図形ではずれますし)「縦棒タブは何のためにあるの?」という質問をいただくことがあるのでご紹介してみました。
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