ListNumフィールドで利用できるユーザー定義のリスト(番号の書式セット)の作成方法をご紹介します。
■ リストとは
リストとは、番号書式が定義されたセットです。例えば↓のようなリストを作成できます。
リスト名(例) |
BookList ▼ |
DvdList ▼ |
レベル1 |
第1章 |
シーズン1 |
レベル2 |
第1節 |
第1話 |
レベル3 …… |
第1項 |
a) |
★ カスタムリストを作成しておけば、いつでも好きな書式で項目が作成できます。
■ カスタムリストを作成する
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文書内の空白箇所にカーソルを置き、「
ホーム」-「アウトライン」ボタン から「新しいアウトラインの定義」をクリック
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「オプション」をクリック
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ダイアログで(1)レベルを選択し、(2)
番号の種類を選択し、(3) 番号に付けたい文字を入力する → (1)~(3)を繰り返し、任意のレベルまで設定したら(4)
リスト名を付けて「OK」をクリック
★ 補足 ★
「1-1」など上位レベルとつなげたい場合
は「次のレベルの番号を含める▼」から上位のレベルを選択し「番号書式」 ボックスでハイフンなどを入力してください。
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「OK」をクリック → MyListというリストが作成されます。(文書内に
挿入された番号は削除してOK)
■ カスタムリストを使うには
手入力する場合は…
{ ListNum
MyList
\l 1 }のように記述します。
★
裏ワザ ★ Tabキーでレベル入力ができます。
※
Tabでレベル下げ、Shift+Tabでレベル上げ
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ダイアログから挿入する場合は…
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「挿入」タブ−「クイックパーツ」−「フィールド」をクリック
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「フィールドの名前」で「ListNum」を選択
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作成したリスト名(MyList)を選択し、レベルを指定して「OK」をクリック
★ 補足 ★
ユーザー定義リストを全文書で使いたい場合
ユーザー定義のリストは
文書に保存されるため、作成した文書のみの利用ですがNormal.dotmに作成すればWord全文書で利用できます。
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C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Templatesフォルダを開く
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Normal.dotmを右クリックし「開く」
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ユーザー定義のリストを作成し、ファイルを上書き保存して閉じる
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