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Word：数式は斜体のON/OFFで文字コードが変わる（アルファベット ←→ 数学用英数記号）

挿入→「数式」における字は「標準テキスト」ボタンがONになっていない場合は数学用英数記号であり、英字ではありません。

この状態で数式のアルファベットに斜体を設定すると、斜体になるのではなく数字用英数記号に変わります（文字コードが変わる）※標準テキストONの場合は変わりません。

• 数式内のアルファベットを斜体にすると数学用英数字記号（Mathematical Alphanumeric Symbols）に変更される（文字コード変更）

• 数式を選択し「デザイン」タブで「標準テキスト」をOFFにした場合も数学用英数記号に変換される

 ――― 例：数式内でCambria Mathフォントaを斜体にすると↓のようになります。―――

※注：標準テキストがONの場合はアルファベットなので変わりません。

　

　

★ 数式で使うはMathematical Italic Small Aという名称で、通常のはLatin Small Letter Aという名称です。斜体にしただけで異なるコードになるのですね。

つまり同じCambria Mathで入力しても、数式内では数学用英数記号、本文ではアルファベットですから”本文のCambria Mathの文字を斜体にしたからといって数式と同じにならない”のです。文字コードそのものが違う（アルファベット → 記号に変更）わけですから。（※数式エリアの文字はCambria Mathの斜体というわけではない）

これは数式にはアルファベットではなく数学用英数記号を使うという仕様なのでしょうが、入力時は通常のアルファベットをキーボード入力 すると便利なので数式エリアでは簡単に変換できるようにしたのでしょう。

◆ 関連QA：数式と本文で字体が異なる（Cambria Math) ◆◆