「オプション」-「詳細設定」→「ファイル内のイメージを圧縮しない」が有効の文書は「図の圧縮」をしても変わらないの?というご質問をいただきました。圧縮は可能です。
編集時は圧縮せず(「ファイル内のイメージを圧縮しない」を有効で編集)完成後に圧縮、トリミング削除するとよいでしょう。
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「ファイル内のイメージを圧縮しない」文書を圧縮する方法は2通り
■方法(1) 図の圧縮
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任意の図を1つダブルクリック
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「書式」タブ→「図の圧縮」→「この画像だけに適用する」のチェックを外して解像度を指定
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「図のトリミング部分を削除する」にチェックを入れ「OK」をクリック(◎推奨)
★★「ファイル内のイメージを圧縮しない」文書では「既定の解像度」は無効なので「ドキュメントの解像度を適用」を選択すると圧縮しません。(サイズによる圧縮もしない)「圧縮も解像度も変更したくないが、トリミング部分だけは削除したい」という場合は「ドキュメントの解像度を適用」を選択してください。
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上書き保存して閉じる
■方法(2) 「圧縮しない」のチェックを外す
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「ファイル」-「オプション」-「詳細設定」→「ファイル内のイメージを圧縮しない」のチェックを外す
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「既定の解像度の設定」でdpiを選択し、上書き保存
→「既定の解像度の設定」で指定したdpiが画像に適用されます。
注!トリミング部の削除も行う場合は「復元用の編集データを破棄する」にチェックを入れますが画像が劣化する恐れがあるので推奨しません。
どちらでも圧縮・トリミング部の削除が可能ですが個人的には方法(1)の圧縮をお勧めします。(復元データを全て破棄すると画像が劣化(抜け落ちたり)する恐れがある。しかしトリミングの削除はしたほうがいいため。「図の圧縮」では全ての復元用データは破棄しない(アート効果など)ので劣化などがなく安心)
尚、どちらの方法でも「ファイル内のイメージを圧縮しない」のチェックが入っていれば、今後新たに挿入する画像は圧縮されません。(サイズによる圧縮・解像度変更はされない)
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