Windows10：XPS／OXPSファイルの作成方法

■ XPSファイルとは？

Windowsで扱うファイルをXPS形式に変換すると作成元のアプリケーションがインストールされていない コンピュータでもXPSビューアー（無料）で表示できます。 また、編集不可能な為、改ざんされたくない文書を配布する場合も便利です。Windows8以降はOXPS形式もサポートしています。

■ OXPSファイルとは？

XPSが国際標準規格となったものがOXPS（OpenXPS)。多少の違いはあるがXPSと同じ括りで構わない（Win8以降はOXPS形式も標準サポート）

OXPSをWindows7で開くには更新プログラム (KB2732059)を当てればOK（XPS→OXPSコンバータ）

■ XPS/OXPSファイルの作成方法

以下の環境のうち、1つでも当てはまれば作成可能です （OXPSが作成できるのはWindows8以降）

Windows10	◎ XPS Document Writerで印刷メニューから作成（XPS/OXPSどちらも）
Windows Vista以降	◎ XPS Document Writerで印刷メニューから作成（XPS)
Windows XP	○ XPS Essentials Packをインストールすれば作成 （XPS)
Office2010以降	◎ 「名前をつけて保存」で作成（2016〜でも拡張子はXPS）

 ◆作成法1◆ XPS Document Writerで作成

「印刷」画面から簡単にXPSファイルを作成できます。XPの場合はXPS Essentials Packをインストールしてください。

1. 元データを開き「ファイル」−「印刷」をクリック

2. 「プリンタ名」＝「Microsoft XPS Document Writer」を選択して「OK」をクリック
   

　

 ◆作成法2◆  Office2010以降でXPS文書として保存

1. 元データを開き、「ファイル」タブ−「名前を付けて保存」をクリック

2. 「ファイルの種類」＝「XPS文書（*.xps)」として「保存」をクリック

■ XPSファイルを開く（表示する）には？

XPSビューワーで表示できます。Vista、Windows7では標準装備されて いますがXPではインストールする必要があります。

Windows Vista/Windows7	◎ XPSビューアーが標準装備されているのでダブルクリックで開くことができる。 ◎ OXPSファイルを表示するにはOXPS→XPSコンバータが必要（こちら）
Windows XP	○ XPS Essentials Packをインストールすれば 表示できる。
Windows10	◎ Windows10でXPSビューワーを起動する を参照

　

XPSビューワーをインストールするとダブルクリックで開くことができます。（またはスタート−「すべてのプログラム」−「XPSビューアー」）