VistaやWindows7に存在するWindows.oldフォルダには、以前のWindowsの情報が格納されています。例えばアプリケーションやプロファイルなどが含まれます。このフォルダを削除しようとしてもできないことがありますので回避法をご紹介します。
■ 方法1:Runasコマンドを使い、
管理者権限を持つ別ユーザーで削除する
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コマンドプロンプトをたちあげ、
次のように入力 (例:PcNameマシン名(またはドメイン名)、administratorという管理者アカウント)
Runas /user:PcName\administrator cmd
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管理者パスワードを入力
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管理者権限でのコマンドプロンプトが起動するので
次のように入力
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rmdir /s C:\Windows.old
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削除しますか、のメッセージに「Y」と入力
■ 方法2:別の管理者アカウントでログインし、
削除する
管理者権限を持つ別
のローカルアカウントでログインして削除します。
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別の管理者アカウント
(ローカルAdministratorsグループに所属)でログイン(※ない場合は作成)
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Windows.oldフォルダを削除する
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方法3:別のPCからアクセスして削除する
この方法はPCがネットワークで繋がれている場合に有効です。
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当該PCはログオフした状態にする(何らかのアクセスやプロセスを切る為)
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ネットワーク上の別のPCにログイン
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「スタート」−「ファイル名を指定して実行」をクリックし、「\\該当PC名\C$」と入力しアクセス
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パスワードを適宜入力(ドメイン管理者、または該当PCのローカル管理者)
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Windows.oldフォルダを削除する
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方法4:ディスククリーンアップを利用して削除する
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「スタート」−「すべてのプログラム」−「アクセサリ」−「システムツール」−「ディスククリーンアップ」をクリック
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Windows.oldが保存されているドライブ(C:など)を選択し「OK」をクリック
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「削除するファイル」で「以前のWindowsのインストール」にチェックをいれ「OK」をクリック
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「これらのファイルを完全に削除しますか?」というメッセージで「ファイルの削除」をクリック
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