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Windows11でAD PowerShellを使う方法 (ActiveDirectory PowerShell)

 

■Windows11でAD PowerShellを使うための手順

Windows11(クライアントPC)からActiveDirectoryをPowerShellで操作 する方法です。RDP不要ですぐに自分のPCから操作でき大変便利です。まずはRSAT★1(リモートサーバー管理ツール(Remote Server Administration Tools)をクライアントPCにインストールし、その後AD用モジュールをPowerShellにインポートします。

★1 RSATとは

自分のPCからAD操作するツール群。クライアントPCから直接Active Directory、DNS、DHCP等を操作できるようになります。


ー CONTENTS ー

STEP1:Win11にRSATをインストール

STEP2:RSATがインストールされているか確認

STEP3:ActiveDirectory PowerShellを使ってみる

「この操作を実行するための権限がありません」エラーが表示された場合

 

■ STEP1:Windows11にRSATをインストールする

クライアントPCからAD操作する場合はRSATが必要です。下記の手順でインストールしてください。

  1. 検索ボックスに「オプション機能」と入力
    (又はWindowsアイコン右クリック「システム」→下部にある「オプション機能」をクリック)
    Windows+Iキー→「システム」→「オプション機能」でもOK
     

  2. 「機能を表示」をクリック

  3. 「使用可能な機能を表示する」をクリック

     

  4. 一覧から必要なRSATツール(RSAT:Active Directory Damain Services 及びライトウェイト ディレクトリサービスツール等)にチェックを入れる

     

  5. 「追加」をクリック

  6. 「追加済み」になったら「閉じる」※環境によっては30分以上かかる場合があります。

 

■ STEP2:RSATがインストールされているか確認

  • 検索ボックスにdsa(dsa.msc)と入力しEnterキー
    → ActiveDirectory管理センターが起動します。簡単にAD操作が可能ですが、ClientPCにログインしているユーザーに管理者権限が必要です(AD操作なので)

 

■ STEP3:ActiveDirectory PowerShellを使ってみる

  1. PowerShellを起動

  2. Import-Module ActiveDirectory と入力しEnterキー

  3. 適当なコマンドを打ってみる(Get-aduser taro_yamadaなどのユーザー情報)

→ 便利なActive Directory PowerShell一覧はこちら

※この操作を実行するための権限がありませんエラーが表示された場合

クライアントPCにログインしているユーザーにドメインの管理者権限がないとAD PowerShellの操作内容によっては「この操作を実行するための権限がありまえせん」エラーが表示されます(例えばGet-adUserレベルなら取得できるがSet-ADAccountPasswordならエラー)

この場合はドメイン管理者権限を持つアカウントでPowerShellを起動すればOKです。

 

runas /user:domain\adminuser powershell

PWを入力しPS起動→AD PowerShellを実行


 

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