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Excel2010-2016:1行おきのデータを合計 する(ISEVEN,ISODD,ROW)

 

 

 

 


 

 


 

 

 

 

 

 

1行おきに入力されているデータを合計する方法を御紹介します。

 

■ 方法1: 行番号が偶数(奇数)なら…という配列数式で算出する

行番号が偶数(または奇数)の行を対象に計算します。(配列数式

■ 基本知識 ■

  • = ROW(セル)  行番号を出す

  • =ISEVEN(引数)  偶数ならTRUE

  • =ISODD(引数)    奇数ならTRUE

 

 偶数行を合計する場合

 

{= SUM(IF(ISEVEN(ROW(範囲)) , 計算範囲, 0 ))}

 

 奇数行を合計する場合

 

{=SUM(IF(ISODD(ROW(範囲)),計算範囲,0))}

 

★ 入力例:配列数式は次のように入力します。

  1. =SUM (IF (ISEVEN (ROW (B2:B7) ) , B2:B7 , 0 ) ) と入力

  2. 確定前に CTRL+SHIFT+ENTERキーを押して確定
     {= SUM (IF (ISEVEN ( ROW (B2:B7) ),B2:B7,0) ) }


■ 方法2:行番号を2で割り、余剰が0(又は1)の場合は〜という配列数式を作る

数は2で割ると偶数は必ず余剰が0、奇数は1になるのでこれを利用します。
MOD関数は割り算の余剰を出す関数です(例:MOD(7,2) → 7÷2の余剰で1)

 

= SUM (IF (MOD (ROW(範囲),2) = 0,範囲))}


■ 方法3:隣列に交互に異なるデータを入力し、SUMIF関数で計算する

  1. C列に「○」「×」を オートフィルで交互に入力


     

  2. 合計を出したいセルをアクティブにし、SUMIF関数で以下の通り入力

  • SUMIF (C2:C7 , "○" , B2:B7 )
    ◆ SUMIF (条件の対象範囲, 条件, 計算の範囲)

→ C列が「○」の行はB列を合計する


■ 方法4:隣列に交互に異なるデータを入力し、配列数式で合計する

  1. C列に交互に異なるデータ(○×)を入力

  2. 合計を出したいセルをアクティブにし、=SUM(IF(C2:C7="○",B2:B7,"")という式を入力し、「Ctrl」+「Shift」+「Enter」キーを押す

  • ={ SUM ( IF (C2:C7="○",B2:B7,"" ) }

 

 

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