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Windows2008:Hyper-Vのインストール手順

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

ここではHyper-Vのインストール 仮想マシン環境の構築までの一連の作業を行い、仮想マシンを利用できるようにします。

 

STEP1:BIOSの設定で仮想化技術を有効にする

まずはBIOSの仮想化技術を有効にする必要があります。BIOSの設定方法はお使いのコンピュータによって異なります。例えばHPならOS起動時に「F10」キーを押 し「セキュリティ」−「システムのセキュリティ」−「仮想化技術」を有効にする、Lenovoなら起動時に「F2」キーを押し「Configuration」−「Intel Virtual Technology」をEnabledにする、などです。※ 一般に「Virtualization Technology」などと表示されていることが多いです。

 

STEP2:Hyper-Vをインストールする

  1. サーバーマネージャーを起動し、左ペインの「役割」をクリックして「役割の追加」をクリック

  2. 「次へ」

  3. 「Hyper-V」にチェックを入れ「次へ」

  4. 「イーサネットカード」でネットワークアダプタを選択し「次へ」

  5. 「閉じる」をクリックし、PCを再起動する

  6. ログイン後、サーバーマネージャーを起動 → インストール作業再開後、完了

 

STEP3: 仮想マシンの作成とインストール

  1. 「スタート」−「管理ツール」−「Hyper-V Manager」をクリック

  2. 「操作」メニューから「新規」−「仮想マシン」をクリック

  3. 「次へ」

  4. 「仮想マシン名」を入力(例:Win2008svr1)し「次へ」

  5. 仮想マシンに割り当てるメモリを指定し「次へ」

  6. 「ネットワークの構成」では仮想ネットワークを構築するためのネットワークデバイスを選択、もしくは「接続しない」を選択

  7. 「仮想ハードディスクの接続」では仮想マシンのHDを作成する(拡張子は.vhd)【ディスク名】【保存場所】【サイズ】を指定し「次へ」

  8. 「ブートCD/DVD-ROMからオペレーティングシステムを…」を選択してDVDが挿入されたドライブを選択するか、ISOファイルを指定し「次へ」

  9. 「完了」をクリック → OSインストールが開始される
    ★補足★仮想マシンから物理マシンにマウスを解放するにはCtrl+Alt+←キーを使いますが、多くのPCでは
    画面回転に割り当てられています。画面回転のホットキーを一旦無効にしましょう。(↓STEP4:統合サービスインストール後はマウスがシームレスに動くので解放キーは不要)尚、マウス解放のキーの割り当て も変更できます。

 

STEP4:統合サービスをインストールする

仮想マシンのOSインストール後は、統合サービスをインストールします。これは物理マシンと仮想マシンとの統合性を向上するものでHyper-V環境が使いやすくなります。例えばマウスも物理マシン←→仮想マシン間でシームレスに動作します。

  1. 仮想マシンを起動する(Hyper-Vマネージャで仮想マシンを右クリックし「接続」)
    ★仮想マシンでCtrl+Alt+Delキーを押すにはCtrl+Alt+Endキーを押します。

  2. Ctrl+Alt+←キーを押してマウスを物理マシン側へ解放し、「操作」メニュー―「統合サービスセットアップディスクの挿入」をクリック

  3. インストーラが起動したら実行を許可する(インストーラが起動しない場合は仮想マシンで「コンピュータ」を開きディスクのドライブからインストールします)

  4. インストール後、仮想マシンを再起動する

以上の手順でHyper-Vの初期環境は整いました。仮想環境で問題なくサーバー/コンピュータが動作することを確認しましょう。

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