Windows7：このコンピュータは、招待を送信するようにセットアップされていません （リモートアシスタンスが使えない）

リモートアシスタンスで自分のコンピュータに招待しようとすると「このコンピュータは、招待を送信するようにセットアップされていません」と表示され てしまうことがあります。

リモートアシスタンスが利用できない主な原因と対応をまとめておきましたのでご確認ください。

------ 原因1：リモートアシスタンスの接続を許可していない -----

→ そのコンピュータでリモートアシスタンス接続を許可する必要があります。

1. コンピュータを右クリックし「プロパティ」をクリック

2. 左ペインで「リモートの設定」をクリック

3. 「このコンピュータへのリモートアシスタンス接続を許可する」にチェックを入れ「OK」をクリック
   

※グループポリシーでチェックを入れる場合は「コンピュータの構成」−「管理用テンプレート」−「システム」−「リモートアシスタンス」−「要請されたリモートアシスタンス」を「有効」とします。
　

　

------ 原因2：Windowsファイアウォールでブロックされている -----

→ 【リモートアシスタンスを例外とする】か【ファイアウォールを無効にする】必要があります。

　

 ★ リモートアシスタンスを例外とする場合 ★

1. コントロールパネル−Windowsファイアウォールをクリック（又は「ファイル名を指定して実行」で「firewall.cpl」 ）

2. 左ペインで「Windowsファイアウォールを介したプログラムまたは機能を許可する」をクリック

3. 利用しているネットワークの種類に対しリモートアシスタンスを許可する（チェックを入れる）
   

※グループポリシーでリモートアシスタンスを例外とするには[コンピューターの構成] – [ポリシー] – [Windows の設定] – [セキュリティの設定] – [セキュリティが強化された Windows ファイアウォール] – [受信の規則] でSystem32\raserver.exe およびsystem32\msra.exe を許可します。

 ★ ファイアウォールを無効にする場合 ★

1. コントロールパネル−Windowsファイアウォールをクリック（又は「ファイル名を指定して実行」で「firewall.cpl」 ）

2. 左ペインで「Windowsファイアウォールの有効化または無効化」をクリック

3. 利用しているネットワークの種類に対し「Windowsファイアウォールを無効にする（推奨されません）」をクリックし「OK」をクリック

※グループポリシーでWindowsファイアウォールを無効にする方法はこちら

----- 原因3：利用しているウィルスソフトなどがブロックしている -----

ウィルス対策ソフトなどがリモートアシスタンスをブロックしている可能性もあります。msra.exe、raserver.exeの許可およびポート135を開放し ましょう。

----- 原因4：システム管理者がグループポリシーでリモートアシスタンスの利用を禁止している -----

下記のいづれか、又は全てのポリシーが設定されている可能性があります。

　

◎ Windowsファイアウォールが有効（かつリモートアシスタンスを例外許可していない）

「管理用テンプレート」−「ネットワーク」ー「ネットワーク接続」−「Windowsファイアウォール」−「○○プロファイル」−「すべてのネットワーク接続の保護＝有効」

　

◎ リモートアシスタンスの招待を禁止している

「コンピュータの構成」−「管理用テンプレート」−「システム」−「リモートアシスタンス」−「要請されたリモートアシスタンス＝無効」