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Windows7 + IME:環境依存文字とは?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

Windows7のMS-IMEでは、変換候補に「環境依存文字(Unicode)」などとコメントが表示されることがあります。

これはどういう意味なのでしょうか。

 


Windows7で表現できる日本語環境について

Windows7では、WindowsXPよりも多くの文字を標準のフォントで表示できるようになりました。

 

XPではひらがな、カタカナ、第1水準・第2水準の漢字を収録したJIS X 0208という文字集合を標準サポート★注していましたが、7ではこのJIS0208に更に第3水準・第4水準の漢字や記号などを加えたJIS X 0213(の2004年度改正版で通称JIS2004)という文字集合を標準サポートしています。(以後JIS2004と記載します。)

例えば、「」(JIS2004収録・第3水準漢字)などの漢字をMS明朝やMSゴシックで表現できたり、「かつしか」と入力するとXP(JIS0208)までは「飾」と表示されたものが「飾」と表示されるようになりました。

★注

標準サポートとは、OS付属の一般的な日本語フォントで表示できることを指します。Windows7ではJIS2004に収録されている第3水準・第4水準の漢字をMS明朝、MSP明朝、MSゴシック、MSPゴシック、MS UI Gothic、メイリオ、Meiryo UIの7つのフォントで表現できるようになりました。

また、JIS2004で推奨される字形(例示字形)もこれら7つのフォントで表現できるようになっています。

ちなみにXPでも実は第3・第4水準の漢字を表現できます。これは第3・第4水準の漢字としてJISで定義される以前にUnicodeとしてCJK統合漢字やその拡張領域に収録されているためです。ですからCJK統合漢字を表現できるフォント(NEW GulimやSimSun)でUnicodeに対応しているアプリケーション(Word等)であれば表現可能です。(7からは一般的なフォントで表現可能になった、例示字形に従って168文字の文字の形が変わった、ということです。)


Windows7での新しい日本語環境で起こりえる問題とは?

Windows7ではJIS2004を標準サポートしているとはいえ、これらに含まれる第3・第4水準の漢字はUnicodeとして収録されています。つまりUnicodeをサポートしていないシステムやアプリケーションでは表示することはできません。また、JIS2004で例示字形(JISが推奨する字形)が変わった文字はOSによっては異なる表示になってしまいます。

 


 → Unicodeとして収録されている文字は、ANSI(S-JIS)形式で保存すると文字化けしてしまいます。

 


 

→ JIS2004では例示字形が変わったため、異なる形で表示されています。

文字コードは同じであり、見る側の環境に依存するため回避することはできません。(見る側でJIS2004対応のフォントにするか、JIS90対応のフォントにするかを選択(インストール)することは可能です。)


トラブルを回避するための「環境依存文字(Unicode)」コメント

入力できても「?」などに化けてしまうのは困ります。こういったトラブルを回避する為、MS-IMEではJIS X 0208以外の変換候補には「環境依存文字(Unicode)」のコメントを表示し、「これらの文字を使うと環境によっては文字化けするよ」と注意を促しているのです。

 


環境依存文字を入力できないようにするには

文字化けする可能性のある字はそもそも入力できないようにしたい、という場合は変換候補から除外することができます。

この設定をするとJIS X 0208以外の文字は変換候補に表示されなくなります。

  1. 言語バーの「ツール」ボタンから「プロパティ」をクリック

     

  2. 「変換」タブ−「変換文字制限」をクリック

     

  3. 「JIS X 0208文字で構成された単語/文字のみ変換候補に表示する」をクリックし「OK」をクリック

 

 

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