追加入力されたデータで散布図を自動更新させる方法をご紹介します。(サンプルファイルダウンロード)
更新可能なセル範囲を返すOFFSET関数を使って範囲に名前を付け、これをデータ系列として指定します。
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入力されているデータを元に散布図を作成(X軸
A2:A13 Y軸
B2:B13)
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まずはA列(月)の入力範囲に名前を付けるため「数式」タブ−「名前の定義」をクリック
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「範囲名」を入力し「参照範囲」にOFFSET関数でセル範囲を指定し「OK」
OFFSET(基準とするセルを指定
, ○行移動
, ○列移動
,行数
, 列数)
→ OFFSET(Sheet1!$A$2,0,0,COUNTA(Sheet1!$A:$A)-1,1)
ここでは基準値をA2、行移動しないので0、列移動しないので0、行数は入力個数を指定するのでCountA(A:A)-1(マイナス1は「月」が入力されているA1)、列数は1
→ 行数にCountA(A:A)-1が指定されているので、入力項目が増減すると、個数がカウントされてセル範囲が更新されます。
※ OFFSET関数については「指定した行数・列数の範囲を返すには」を参照してください。
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同様にB列(売上金額)の入力範囲に名前を付けます。
→ OFFSET(Sheet1!$B$2,0,0,COUNTA(Sheet1!$B:$B)-1,1)
★★ 次に自動更新範囲(名前)を散布図の元データとして指定します★★
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散布図を選択し「デザイン」タブ−「データの選択」をクリック
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現在の系列を選択して「編集」をクリック
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X軸・Y軸の系列にそれぞれ【ブック名!範囲の名前】を指定。(ここでは範囲名は「月」「金額」としています。)
★ブック名が変わっても更新されるので心配ありません。(book7!月 → sanpuzu!月)
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「OK」をクリック
以上でデータ元を変更すると、散布図も自動更新されます。(サンプルファイルダウンロード)
★関連:散布図で時間軸の間隔を変更するには
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