■ 日付文字列★1をシリアル値に変換するDATEVALUE関数
★1
日付文字列とは、日付の表示形式を保っているが文字列として入力されているデータです。(シリアル値ではない
ため計算に使えない)
例えば【平成28年12月4日】【H28.12.4】と入力されているがシリアル値ではない場合に、シリアル値に変換できます。
日付文字列をシリアル値に変換するには、DATEVALUE関数を使います。
=DATEVALUE (日付文字列)
■例1:【日付文字列】をシリアル値に変換する
下図のA列は、全て日付の形式をしているので、そのままDateValue関数を使うことができます。
B列 =DATEVALUE
(A2)
B列にはシリアル値が返るので表示形式を変更すればOKです。
■例2:【日付文字列ではない文字列】をシリアル値に変換する
日付文字列ではない文字はDATEVALUE関数でシリアル値に変換できません。例えば「平成〇年」「H28」だけではシリアル値に変換できないため、まず日付の形をした文字列に変更します。強制的に「平成○年」&"1月1日"などにするわけです。
昭和50年 →
"昭和50年"
&"1月1日"
→
昭和50年1月1日 ★これならDatevalueでシリアル値に変換可能
=DATEVALUE(A1&"1月1日")
または =DATEVALUE(CONCATENATE(A1,"1月1日") でもOK
後はB2の表示形式を変更すればOKです。
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例3:月日だけ入力されている日付をシリアル値に変換する
10.28
など月日だけ入力されている場合は、=DateValue("H28."&A1)とします。
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