Outlook＋Exchange：代理送信した送信済みアイテムを自動で仕分ける（SENDASで送信したメールを自動仕訳）

Outlook＋Exchange環境では別のアカウントを「差出人」として送信できます。これはSENDAS権限を使った所有者送信権限（代理送信権限）です。例え ば部署のグループアドレスや、代表アドレスを差出人として指定します。

自分のOutlookアカウントから差出人を変更して送信すると、自分の送信済みアイテムに入ります。これを別フォルダに自動的に仕分けたい、というご質問をいただきました。検索フォルダーを使うだけで簡単に実現できます。

★グループアドレスを差出人として送信した場合も対応可能です。 例えばHelpdesk Teamというグループアドレスから送信したメールのみフォルダを分けます。

■別アカウントを差出人として送信したメールのみ自動で仕分けたい

1. Outlookフォルダツリーにある「検索フォルダー」を右クリックし「新しい検索フォルダー」

2. 「カスタム検索フォルダーを作成する」をクリック

3. 名前（検索フォルダ名）を入力

4. 「参照」をクリックして検索対象のフォルダ として【送信済みアイテム】を指定
   
   　

5. 「条件」をクリックし「差出人」を指定する（送信するメールアドレス）
   

これで差出人を●●として送信したメールのみ特定のフォルダ（検索フォルダ）に入ります。対象が「送信済みアイテム」なので他メンバーが同じ差出人で送信したメールは検索されません。

実際は検索されているだけなので他のフォルダに移動したい場合は、全アイテムごと移動すればOKです （クイック操作を作っておけばワンクリックで特定のフォルダに移動可能）

Outlook初心者は仕訳ルールを多用する傾向がありますが大量に作成すると負荷がかかります。検索フォルダーは常時動作しているわけではないので負荷もかからないので、ぜひ使いこなしてください。「検索フォルダ」と「お気に入り」の組み合わせは非常に便利です。 尚、検索フォルダの情報はExchange（メールボックス）に保管されます。