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Word:XEフィールド(索引項目)の使い方

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

  

 

 

 


 

 

 

 

  

 

 

XEフィールドは索引項目を登録するフィールドです。文書内に索引項目とページ番号を定義することができます。

 

■ XEフィールドの記述と使用例

−文書内−「秋田犬」という索引項目を登録 

秋田犬{ XE "秋田犬" \y "あきたけん}を飼っています。

そのうち柴犬{ XE "柴犬" \y "しばけん}も飼いたいです。


−索引− 挿入されたXEフィールドを元に索引を作成

 秋田犬… 2,6

 柴犬… 2,8

これらは通常索引の登録・作成機能を使って操作されますが、フィールド を手入力しスイッチを理解しておくと便利です。

 


■ XEフィールドの挿入するには

  1. 索引を登録したい位置で、Ctrl+F9キーを押す
    フィールドコードが挿入 {     }

  2. XE "登録したい文字列" \y "よみがな" を入力
    → { XE "秋田犬" \y "あきたけん" }

又は …

  1. 「挿入」タブ−「クイックパーツ」−「フィールド」をクリック

  2. 「XE」を選択し「フィールドコード」をクリック

  3. フィールドコードのボックスに「XE "登録したい文字列" \y "よみがな"」と入力し「OK」

 

■ XEフィールドのスイッチ

スイッチとは、フィールドコード使用時に特定の動作を指定することができるオプションです。

XEフィールドには以下のスイッチがあります。

 

\b
このスイッチが付けられた索引項目のページ番号は太字で表示されます。

フィールド 記述例

{XE "秋田犬" \y "あきたけん" \b}

結果(索引)

秋田犬… 8

 

\f "種類"
特定の種類の索引項目を登録します。指定した種類の項目のみを使用して索引を作成できます。

例:種類別に複数の索引が作成できます。

フィールド 記述例

{XE "秋田犬" \y "あきたけん" \f "DOG"}

{XE "アメショー" \y "あめしょー" \f "CAT"}

{XE "ラグドール" \y "らぐどーる" \f "CAT"}

{XE "豆柴犬" \y "まめしばけん" \f "DOG"}

索引例1:種類「DOG」のみの索引を作成する

◎ INDEX \y \c "1" \z "1041" \f "DOG"

秋田犬…1

豆柴犬…4

索引例2:種類「CAT」のみの索引を作成する

◎ INDEX \y \c "1" \z "1041" \f "CAT"

アメショー…6

ラグドール…9

は太字で表示されます。

\r ブックマーク
この索引項目のページ番号を格納するのではなく、指定したブックマーク範囲をページ番号として格納します。

フィールド 記述例

{XE "補足事項"  \r 補足}

結果(索引)

補足事項 … 9-10

 

\t "文字列"
この索引項目のページ番号を格納するのではなく、任意の文字列を格納します。

フィールド 記述例

{XE "和犬"  \t "日本犬を参照" }

結果(索引)

和犬 … 日本犬を参照

 

\y "ふりがな"
索引項目のふりがなを定義します。五十音順での索引の並べ替えが可能になります。

フィールド 記述例

{XE "柴犬"  \y "しばけん"}

{XE "秋田犬"  \y "あきたけん"}

結果(索引)

秋田犬 … 4

柴犬 … 9

 

\i
このスイッチが付けられた索引項目のページ番号は斜体表示されます。

フィールド 記述例

{XE "秋田犬" \y "あきたけん" \i}

結果(索引)

秋田犬… 8

 

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