信頼済みドキュメントとはセキュリティ上安全とみなされた文書のことで、セキュリティ
警告(★図1)や、保護されたビュー(★図2)は表示されず、マクロ
などのコンテンツは有効になります。(全てのマクロを無効にする設定になっていても信頼済みドキュメントでは有効)
★図1:マクロ等を含むファイルを開くと表示されるセキュリティ警告。信頼済みドキュメントでは表示されません。
★図2:ネット上から取得したファイルや添付ファイル、問題が検知されたファイルで表示される保護されたビュー。信頼済みドキュメントでは表示されません。
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信頼済みドキュメントにするには |
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ファイルを開く
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セキュリティ警告の場合 →「コンテンツの有効化」をクリック
保護されたビューの場合 →「編集」または「編集を有効にする」をクリック
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ファイルは「信頼済みドキュメント」となり、次回からは警告
は表示されません(マクロ等は有効)注1。
注1:
正確には信頼済みドキュメントはレジストリにフルパスで登録されます。ですからファイル名や保存場所を変更すると再度警告バーが表示されます。尚、登録レジストリはHKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\14.0\Word\Security\Trusted
Documents\TrustRecordsです。
注2:操作しても警告が非表示にならない場合は「コンテンツの有効化をクリックしても
毎回「セキュリティの警告」が表示される
」を参照してください。 |
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信頼済みドキュメントを解除するには |
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「ファイル」タブ−「オプション」−「セキュリティセンター」−「セキュリティセンターの設定」をクリック
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「信頼済みドキュメント」をクリックし「クリア」をクリックし「はい」をクリック
→ 登録された全ての信頼済みドキュメントが解除されます。
補足:信頼済みドキュメントはHKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\14.0\Word\Security\Trusted
Documents\TrustRecordsにファイルパスで登録されます。(=キーの削除で信頼済みドキュメントのクリアが可能)ログインユーザー毎に
登録される為、同一PCでも信頼済みドキュメントは異なります。
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信頼済みドキュメントを一時的に無効にする・登録できないようにする
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現在登録されている信頼済みドキュメントを無効にし、今後登録できないようにします。登録ドキュメントのクリアではないため、再度有効にすればこれまでの信頼済みドキュメントを利用できます。
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「ファイル」タブ−「オプション」−「セキュリティセンター」−「セキュリティセンターの設定」をクリック
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「信頼済みドキュメントを無効にする」にチェックをいれ「OK」をクリック
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無効の場合「コンテンツの有効化」をクリックすればマクロは利用できますが信頼済みドキュメントとして登録されません。
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