Word ≫ フィールド全般
■ どんな使い方をするの?
条件によりレコードをスキップ(飛ばす)ことができます。結果がTrueなら飛ばして次レコードを検証、Falseなら現在のレコード のままです。 (※SkipIfフィールドとNext/NextIfフィールドは同時使用できません 。つまりラベルでは使えない) { SkipIf 条件 } 例:マークが○の氏名を差し込む(○じゃない場合は飛ばして次へ) ▼フィールドコードは次のようになります。 { SkipIf {MergeField マーク} <> "○" } {MergeField 氏名} → マークが○でないなら飛ばして次レコードを検証(○なら「氏名」を差し込む) ▼メイン文書には次のように挿入します。 ≪SkipRecordIf≫ ≪氏名≫
条件によりレコードをスキップ(飛ばす)ことができます。結果がTrueなら飛ばして次レコードを検証、Falseなら現在のレコード のままです。
(※SkipIfフィールドとNext/NextIfフィールドは同時使用できません 。つまりラベルでは使えない)
{ SkipIf 条件 }
例:マークが○の氏名を差し込む(○じゃない場合は飛ばして次へ)
▼フィールドコードは次のようになります。
{ SkipIf {MergeField マーク} <> "○" } {MergeField 氏名}
→ マークが○でないなら飛ばして次レコードを検証(○なら「氏名」を差し込む)
▼メイン文書には次のように挿入します。
≪SkipRecordIf≫ ≪氏名≫
Trueなら飛ばして次レコードを検証し、Falseで差し込んで終了です。次レコードの検証は自動的にはされ ず、またNextは同時利用できないので「レター」なら次レコードは次ページになります。1ページに連続して差し込みたい場合は、メイン文書を「名簿」と します。(これらの仕様からラベルでは利用不可(全ラベルにNext)) メイン文書の種類が「名簿」の場合、結果は次のようになります。(1ページに連続して結果の値が表示) -------------- 山田 太郎 佐藤 美和 小森 里 --------------
Trueなら飛ばして次レコードを検証し、Falseで差し込んで終了です。次レコードの検証は自動的にはされ ず、またNextは同時利用できないので「レター」なら次レコードは次ページになります。1ページに連続して差し込みたい場合は、メイン文書を「名簿」と します。(これらの仕様からラベルでは利用不可(全ラベルにNext))
メイン文書の種類が「名簿」の場合、結果は次のようになります。(1ページに連続して結果の値が表示)
--------------
山田 太郎
佐藤 美和
小森 里
■ SkipIfフィールド(SkipRecordIf)を挿入するには
◎ 手動で入力する場合 (Alt+F9キーでフィールドを表示した状態で操作しましょう) Ctrl+F9キーを押し {SkipIf }を入力 条件としたい差し込みフィールドを「差し込みフィールドの挿入▼」から挿入 → 例:{SkipIf {MergeField 年齢 } } 条件を入力 → 例:{SkipIF {MergeField 年齢} <= 5 } ★年齢が5歳以下なら飛ばす ◎ ダイアログから入力する場合 メイン文書を開き「差し込み文書」タブ−「宛先の選択」をクリックしデータファイルを接続 「ルール」から「SkipRecordIf」をクリック 条件とするフィールドを選択し、条件を入力(↓は「出欠」フィールドが「欠席」ならスキップ) ※ダイアログでは「比較対象」 の文字を""で囲む必要はありません。(フィールド手入力なら””が必要) 条件がFalseだった場合に差し込むフィールドを挿入→ ≪SkipRecordIf≫ ≪氏名≫ ★出欠が欠席なら次へ、そうでないなら氏名挿入 ★条件として差し込むMergeFieldは現在のレコードを検証するので最初にSkipIfが必要です。★SkipIfの結果がTrueなら次レコードへ進んで検証するので、NextやNextIfと同時使用はできません。 「完了と差し込み▼」から「個々のドキュメントの編集」をクリックして結果を表示する
◎ 手動で入力する場合 (Alt+F9キーでフィールドを表示した状態で操作しましょう)
Ctrl+F9キーを押し {SkipIf }を入力
条件としたい差し込みフィールドを「差し込みフィールドの挿入▼」から挿入 → 例:{SkipIf {MergeField 年齢 } }
条件を入力 → 例:{SkipIF {MergeField 年齢} <= 5 } ★年齢が5歳以下なら飛ばす
◎ ダイアログから入力する場合
メイン文書を開き「差し込み文書」タブ−「宛先の選択」をクリックしデータファイルを接続
「ルール」から「SkipRecordIf」をクリック
条件とするフィールドを選択し、条件を入力(↓は「出欠」フィールドが「欠席」ならスキップ) ※ダイアログでは「比較対象」 の文字を""で囲む必要はありません。(フィールド手入力なら””が必要)
条件がFalseだった場合に差し込むフィールドを挿入→ ≪SkipRecordIf≫ ≪氏名≫ ★出欠が欠席なら次へ、そうでないなら氏名挿入 ★条件として差し込むMergeFieldは現在のレコードを検証するので最初にSkipIfが必要です。★SkipIfの結果がTrueなら次レコードへ進んで検証するので、NextやNextIfと同時使用はできません。
「完了と差し込み▼」から「個々のドキュメントの編集」をクリックして結果を表示する
■ SkipIfフィールドで使用できる演算子
= 等しい <> 等しくない > より大きい < より小さい >= 以上 <= 以下 ※ 演算子の前後には、スペースが必要です。
※ 演算子の前後には、スペースが必要です。
■補足■
現在のWordでは「差し込み文書」タブ−「アドレス帳の編集」からフィルターを利用できるため、SkipIfフィールドを使わずにスキップできます。
前のレコードの値と比較してスキップすることもできます。→ 差し込み印刷でフィルタリングするには(重複データを除外する)
SkipIfフィールドはNextフィールドやNextIfフィールドと組み合わせて使用できません。
「ラベル」では利用できません(NEXTフィールド必須なので)