Word計算式でのセル参照は、式フィールド(=で始まるフィールド)で利用できます。
例えば次のように利用します。
注!式フィールド以外ではセル番地は使えません。例えば{a1}はa1というフィールドと認識
されエラーが発生します。{=a1}と記述する必要があります。
■ セル参照 使用例 ■
算数 |
国語 |
合計 |
平均点 |
合計が100点以下なら× |
合否(どちらも70点以上なら合格) |
85 |
65 |
{ =Sum(a2:b2)} |
{ =average(a2:b2)
} |
{If {=c2} <=100 "×" "○"} |
{
If { = and(a2 >= 70,
b2 >=70)} = 1 "合格" "不合格" } |
90 |
80 |
{ =Sum(a3:b3)} |
{
=average(a3:b3) } |
{If {=c3} <=100 "×" "○"} |
{
If { = and(a3 >= 70, b3 >=70)} = 1 "合格" "不合格" } |
■ セル参照 の記述法 ■
セル参照する場合は↓のように指定します。
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|
= Sum(a1:a3) |
|
|
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= Sum(c2:d3) |
|
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= Sum(b1:c1) |
|
と |
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= Sum(b2,d1) |
|
と |
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=Sum(a1:a3,b2) |
■ 計算式を入力するには ■
◎ 手入力する場合
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Ctrl+F9キーを押し「=」を入力 →
式フィールドが挿入される { =
}
-
関数や演算子を使ってセル参照でセルを指定する
→ {=
sum(a1:a5)}
-
Shift+F9キーを押してフィールドコードの表示/非表示を切り替え
-
F9キーで更新する
→ 10 (計算結果が表示される)
◎ 計算式ダイアログを使う場合
-
表セルにカーソルを置き「レイアウト」タブ−「計算式」ボタンをクリック
(又は「挿入」ー「クイックパーツ」ー「フィールド」ー「=(Formula)」を選択し「計算式」をクリック
-
計算式(演算子や関数を使う)を入力し「OK」をクリック
★他フィールドとネストしたい場合は、挿入後Shift+F9キー
でフィールドコードを表示・編集してください。
★フィールド内に他のフィールドを挿入する場合はCtrl+F9キーで入れてください。
■ 場所引数を使う場合 ■
AVERAGE、COUNT、MAX、MIN、PRODUCT、SUM関数では、セル番地の代わりに場所引数(LEFT、RIGHT、ABOVE、BELOW)を
利用できます。
LEFTセルより左全部、RIGHTセルより右全部、ABOVEセルより上全部、BELOWセルより下全部
60 |
10 |
{=Sum(Left)}
70 |
10 |
{=sum(above,below)}
30 |
|
15 |
20 |
{=Max(Left)}
20 |
{=Sum(Above)}
85 |
{=Sum(Above)}
60 |
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※関数も式フィールドでのみ利用できます。
★関数の使い方についてはWordで使える関数と演算子を参照してください。
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