Word の計算式をマスターする:CONTENTS
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計算式を入力するには
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Wordで使える関数と演算子 ★
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引数の種類
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数値の表示形式
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計算結果(答え)の更新
関連QA:計算式でセル参照を使うには(セル番地を指定)
■ Wordで使える関数と演算子
関数、演算子、セル参照は式フィールド(=で始まるフィールド)で使用します。{=And}など。{And}は×
◎演算子一覧
演算子 |
用途 |
+ |
足し算 |
− |
引き算 |
* |
掛け算 |
/ |
割り算 |
^ |
べき算 |
< |
より大きい |
<= |
以上 |
> |
より小さい |
=> |
未満 |
<> |
同じではない |
% |
パーセント |
◎関数と使用例
関数は式フィールド内でのみ利用可能です。{=関数名(引数)}の形で指定します。手入力、または「計算式」ダイアログの「関数貼り付け▼」から選択し
ます。なお↓で引数が( )だけの関数は無制限に引数を指定でき、xやyで指定されているものはその数だけ指定可能です。また関数では文字列を扱えません。{
=IF(a1>=1,"OK","NG")}などはエラー。
→ 結果は「36」
4.0 |
-3.6 |
{
=and
(a1>1,
a2>1)
} |
→ 結果は「0」
(a1もa2も1以上の場合はTrue、そうでない場合はFalse)
4 |
3 |
{
=average
(a1:
a2)
} |
→ 結果は「3.5」
(a1〜a2の平均値)
→ 結果は「2」
(※半角英数字のみ、カウントします。)
→ 結果は「-4」
(※
ExcelのINT関数とは違い、とにかく整数部を返します。ExcelのINTなら答は-5)
MIN( )
指定した値のうち、最も小さい値が返されます
。
→ 結果は「6」
MAX( )
指定した値のうち、最も大きい値が返されます。
→ 結果は「8.5」
MOD(x,y)
値
x を値 y
で割ったときの剰余が返されます。
→ 結果は「2」
(6÷4=1
余り2)
NOT(x)
論理式 x が
True
の場合は、0
(False)
が返されます。論理式
x が False
の場合は、1
(True)
が返されます。
OR(x,y)
xとyどちらかがTrueの場合、1
(True)
が返されます。xとyどちらも
False
の場合は、0
(False)
が返されます。
→ 結果は「1」
(どちらかがTrueならTrueなので。)
PRODUCT(
) 指定した値の積(掛け算)が返されます。
→ 結果は「12」
ROUND(x,y)
四捨五入し、指定された桁数にします。
→ 結果は「5」
SIGN(x)
正/負の判定をします。値が正
の場合は
1、負の場合は
-1 を返します。
4.59 |
{
=Sign
(a1)
} |
-9.8 |
{
=Sign
(a2)
} |
→ 結果は「1」
「-1」
SUM( )
指定した値または式の合計値を返します。
→ 結果は「7」
IF(条件,True,False)
条件によってTrueの場合、Falseの場合の値を返します。(文字列は使えません)
年齢 |
入場料(3歳以上は1000円、2歳までは無料(0円) |
4 |
{
= IF(a2
>=3,1000,0)} |
→ 結果は「1000」
注:これはIF関数です。WordにはIFフィールドも用意されており、IFフィールドの構文は{ IF 条件
True
False}です。IFフィールドでセル参照を使う場合は式フィールドに入れる必要があります。今回の例をIFフィールドで表示するなら{
IF { =a2} >= 3 1000 0 }です。
尚、IF関数は必ず式フィールド{=}に挿入する必要があり、関数なので扱えるのは数字のみです。
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3. 引数の種類
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