補足一覧
★1
ここではサーバーに固定IPアドレスを割り当て、優先DNSサーバーのアドレスも同じ(127.0.0.1またはサーバーのIP)ものを割り当てます。
★2
dcpromo.exeはActive
Directoryドメインサービスインストールウィザードです。通常、Active
Directoryドメインサービス(AD
DS)をサーバマネージャの「役割」から追加後、このウィザード(dcpromo)を使ってサーバーをドメインコントローラとして設定しますが、dcpromo.exeを初めから実行することでAD
DSがインストールされていなければ自動的にインストールされ、dcpromoが実行できます。
★3 Active
Directoryドメインサービスは「サーバーマネージャ」の「役割」からも追加できるため、既に追加されている可能性もあります。
★4 ドメイン最初のドメインコントローラはフォレストルートドメインとなります。検証環境
ではフォレストルートドメイン名は「○○.local」などがお勧めです。
★5 フォレストの機能レベルにより、Active
Directoryで利用できる機能は異なります。フォレスト内の全ドメイン
コントローラーが最新(2008)であり機能レベルが最大値に設定されている場合は、フォレスト全体の有効な機能をすべて使用できます。
★6 グローバルカタログとはフォレスト/ドメイン内のオブジェクト情報のうち頻繁に利用される属性(例:ユーザー名など)のコピーが記録されているデータベースのことで、これを保持するサーバー(DCである必要があります。)をグローバルカタログサーバーといいます。ユーザーが検索する際、グローバルカタログを参照することでネットワークトラフィックを最小限に抑えることができます。(詳しくは「グローバルカタログとは」を参照してください。)
★7 IPv4アドレスが固定IPアドレスでもIPv6が動的IPであるためエラーが表示されますが「はい」で続行して問題ありません。(気になる場合はローカルエリア接続のプロパティでIPv6のチェックを外してしまいましょう。(Ipv6の完全な無効化ではありませんがエラーは表示されなくなります。)
★8 DNSサーバーがないために表示されるエラーです。これからこのサーバーをDNSサーバーとするため、問題ありません。