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Outlook:添付ファイルのセキュリティ「レベル2」にファイルを追加するには

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

Outlookでは安全ではない可能性がある添付ファイルの種類を「レベル1」と「レベル2」の2つのグループに分けています。

レベル1のファイル一覧はこちらです。レベル 2 ファイルは既定では存在しませんが管理者が追加したり、ファイルのレベルを1→ 2に変更できます。

ここではレジストリやグループポリシーを利用してレベル2へ追加・変更を行う方法をご紹介します。 (レベル1への追加はこちら

 

注:グループポリシーを利用する場合は次の設定・ポリシーが必須です。

  1. Outlook管理用テンプレートを追加します

  2. ユーザーの構成−[管理用テンプレート]−[Microsoft Outlook2010]−[セキュリティ]−[セキュリティフォーム設定]をクリック

  3. [Outlookセキュリティモード]を「有効」にし[Outlookセキュリティのグループポリシーを適用する]を選択し「OK」をクリック

 


レジストリ:レベル2にファイルを追加する(又はレベル1 → レベル2変更)

この方法では、レベル1に属さないファイルは「追加」、レベル1に属するファイルは「レベル2への変更」となります。「exe」ファイルをレベル1からレベル2に変更し、「jpg」をレベル2に追加してみましょう。

  1. 「スタート」−「ファイル名を指定して実行」をクリックし「Regedit」と入力して「OK」をクリック

  2. HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\14.0(バージョンにより異な る)\Outlook\Securityを展開

  3. Securityを右クリックし「新規」-「文字列値」をクリックし、値の名前を「Level1Remove」とする

  4. 作成した「Level1Remove」をダブルクリックし、「値」ボックスにアクセスしたいファイルの拡張子を入力(例:.exe

  5. 複数の種類を指定するには;(セミコロン)で区切って指定する(例:.exe;.jpg

  6. 「OK」をクリックし てレジストリエディタを終了し、Outlookを再起動する
    → ハードディスクに保存すれば開けるようになります。(メール上で開くことはできません。)

 

グループポリシー:レベル2にファイルを追加する(レベル1→2の変更はできません)

  1. ユーザーの構成−「管理用テンプレート」−「Microsoft Outlook2010」−「セキュリティ」−「セキュリティフォーム設定」ー「添付ファイルセキュリティ」をクリック

  2. 「レベル2としてブロックするファイル拡張子を追加する」を「有効」にする

  3. 「追加する拡張子」ボックスに拡張子を入力(セミコロン;で区切 ると複数指定できます。例:reg
    → ハードディスクに保存すれば開けるようになります。(メール上で開くことはできません。)
    ※ ここにレベル1の拡張子を追加してもレベル2へ下げることはできません。

 

グループポリシー:特定のファイルをレベル1 → レベル2に変更する

  1. ユーザーの構成−「管理用テンプレート」−「Microsoft Outlook2010」−「セキュリティ」−「セキュリティフォーム設定」ー「添付ファイルセキュリティ」をクリック

  2. 「レベル1のブロック対象であるファイル拡張子を削除する」を「有効」にする

  3. 「削除する拡張子」ボックスに拡張子を入力(セミコロン;で区切 ると複数指定できます。例:exe;reg
    → ディスクに保存すれば開けるようになります。(メール上で開くことはできません。)

 

グループポリシー:全てのファイルをレベル1 → レベル2に変更する

  1. ユーザーの構成−「管理用テンプレート」−「Microsoft Outlook2010」−「セキュリティ」−「セキュリティフォーム設定」ー「添付ファイルセキュリティ」をクリック

  2. 「レベル1の添付ファイルを表示する」「有効」にする
    ディスクに保存すれば開けるようになります。(メール上で開くことはできません。)

 

 

 

 

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