Word：クイックパーツを他のパソコンで利用する

■ 方法(1) Building Blocks.dotxまたはNormal.dotmをコピーする

◆ 移行元パソコンでの操作 ◆

• C:\Users\アカウント名\AppData\Roaming\Microsoft\Document Building Blocks\1041\14\Building Blocks.dotxファイルを適当な場所へコピーしファイル名を変更（例：export.dotx）
  又は

• C:\Users\アカウント名\AppData\Roaming\Microsoft\Templates\Normal.dotmファイルを適当な場所へコピーしファイル名を変更（例：export.dotm)

 ◆ 移行先パソコンでの操作 ◆

• 移行元テンプレートをC:\Users\アカウント名\AppData\Roaming\Microsoft\Document Building Blocks\1041\14フォルダにコピーする
  または

• 移行元テンプレートをC:\Users\アカウント名\AppData\Roaming\Microsoft\Word\StartUpフォルダにコピーする

↓「挿入」−「クイックパーツ」−「文書パーツオーガナイザー」をクリックすると定型句・クイックパーツが表示されます。

テンプレート名も表示されるため、どのファイルに保存されているかもすぐにわかります。

▲「文書パーツオーガナイザー」には利用できる全ての定型句（クイックパーツ）とその保存先テンプレートが表示されます。

　

※補足1: 方法(2)(3)ではWord起動時にフォルダのテンプレートを読み込んでパーツを表示します。移行方法としては簡単ですが、移行先PCのパーツ既定のテンプレート （Normal.dotmとBuilding Blocks.dotx)と異なるため管理が複雑です。（パーツは1つのファイルに まとめられている方がよい ）移行先PCのパーツと同じ場所に保存するには、Building Blocks.dotx又はNormal.dotmにクイックパーツを1つずつ移動します。 ■ 移行先PCのテンプレート内のパーツと統合するには（方法(2)の後、以下の操作を行います） 「挿入」−「クイックパーツ」−「文書パーツオーガナイザ」をクリック 移行元PCのテンプレートに保存されている定型句を選択して「プロパティの編集」をクリック 「保存先」を「Building Blocks.dotx」又は「Normal.dotm」に変更して「OK」をクリック 　 「文書パーツを設定し直しますか？」と表示されたら「はい」をクリック この操作を繰り返し、全ての定型句・クイックパーツを移行します。移行後は元のテンプレートは削除しておきましょう。 ※補足2：97-2003テンプレート（dotファイルについて）  パーツは97-2003テンプレート(dotファイル）にも保存可能ですし、2003までのWordでは定型句をNormal.dotに保存していました。dotファイル内のパーツはStartUpフォルダに保存すれば全文書で使えますがDocument Building Blocks\1041\14フォルダに保存しても表示されません。