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Word  ≫ フィールド

Word2010:SETフィールドの使い方

 

 


 


 

 

SETフィールドを使うと、情報をブックマークに割り当てることができます。可変の情報を割り当てることができるため大変便利です。

{ SET ブックマーク名   割り当てる情報}

例えば「時給」というブックマーク「1200」を割り当てたり、「LastPage」 というブックマーク「最終ページ番号」を割り当てることができます。


 

 ■使い方例■

 

 ■「時給」に1200を割り当てる

{ SET 時給 1200 }   

 

↓ブックマークで計算が可能

{ = 時給 * 2}   → 結果は2400

 

★ポイント★

時給が変わっても一括して文書内の再計算ができます。時給というブックマークの割り当て数字を変更するだけでOKです。

 

■「LastPage」に最終ページ番号を割り当てる

Wordには最終ページ番号フィールド存在しないため、これを割り当てたブックマークを作ってみましょう。

■ 総ページ数 = 最終ページ番号である場合(例:全5ページあり、P1~P5で構成された文書)

{ Set  LastPage {Numpages} }

■ 表紙があるので、最終ページ番号は総ページ数マイナス1である場合(例:全5ページあり、表紙 + P1~P4で構成)

{ Set  LastPage {= {Numpages}-1}  }


 ■ SETフィールドの使い方(割り当て方)

  1. Ctrl+F9キーを押す
    {     } が挿入される
     

  2. SET と入力し、任意のブックマーク名を入力
    {SET LastPage }
     

  3. 割り当てたい情報(フィールド・式)を入力

−例−

{SET LastPage 10} LastPageに10を割り当て 結果 → 10
フィールド {SET LastPage {NumPages}} LastPageに総ページ数(20)を割り当て 結果 → 20
{SET LastPage { = {NumPages} -1}} LastPageに総ページ数(20)マイナス1を割り当て 結果 → 19

 

 ■ 割り当てたブックマークの結果を表示するには 

  1. Ctrl+F9キーを押す
    {     } が挿入される
     

  2. ブックマーク名を入力
    { LastPage }
    ★注:数値を割り当てたブックマークの場合は式フィールドに挿入することをお奨めします。例:{ = LastPage }
     

  3. F9キーを押す
    → 10(結果が表示)

計算で使う場合は、フィールドコードで=を入力して操作します。{ = LastPage + 1 } 結果は11

 

SETフィールドを使った他の事例はこちらにも掲載しています。

 Word2010 :ページ番号とは別に通し番号を付けたい (Setフィールド)
 

 

 

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